2025年4月6日日曜日

4/6 昨日の探鳥 From yesterday's birdwatching(スズメと桜・河川敷のオオアカハラ・夏羽のアトリ他)

 

 桜が見頃になって来たので近くの堤にぶらっと出た。桜花に集まるスズメとヒヨドリたち。花よりも鳥たちに目が向いてしまう。

スズメとヒヨドリでは桜花の蜜を吸う方法が違う。いろいろ理由はあるのだろうが、桜にとっては「スズメの方が困ったちゃん」だ。どうしてなのか、下の写真でいろいろ考えてほしい。

明日は本市の小学校で「入学式」。校門の傍で満開の桜が迎えてくれる。一人ひとりの将来で様々な事があるだろうが、桜の花に包まれて臨んだ入学式の思い出は、どの子も幸せだった気持ちをきっと蘇らせてくれるだろう。


 2025.4.5 北摂




スズメ:Eurasian Tree Sparrow 雀(Suzuhme)15cm 留鳥

 サクラの花の蜜吸い

 咥えた花がまるでラッパを吹いているように見える

 蜜を吸い終わったら花は落下する 人里で暮らし粗野になったのか

 中には花を咥えずに横から上手く蜜を吸う個体もいる


ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 鵯(Hiyodoli)28cm 漂鳥

 ヒヨドリは必ず正面から蜜を吸う だから嘴に花粉が付いている メジロも同じ

 南方出身の鳥らしく、昆虫のように植物と共生しているようだ

 大きい花では額まで花粉まみれだ 農家には嫌がられるが愛すべき野鳥なのだ


アカハラ:Brown-beaded Thrush 赤腹(Akahala)24cm 中部以北で繁殖・中部以南で越冬

 2025.4.5 淀川右岸河川敷 オオアカハラはまだ大阪にいる




 顔が黒く怖く見えるが、とてもシャイで用心深い 餌付けはしていない


アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥

 2025.4.5 淀川右岸河川敷 一時北へ帰ったのかと思われたが、この日、数百羽いた。オスたちは首から上が真っ黒になっている。留鳥カワラヒワも大きなグループでいるので、数羽がアトリの群れに交じることもある。




 河川敷のモンシロチョウ


 2025.4.4 桜と電車