2021年1月31日日曜日

キレンジャク・ヒレンジャク・その他

 今日も、レンジャクを観に行く。

やはり着いたらすでに実を食べていた。20羽位のなかにキレンジャクが1羽混じっていた。


★★★ キレンジャク:Bohemian Waxwing 黄連雀(Ki-lenjaku)20cm 冬鳥

1.水飲みに降りてきたキレンジャク 2021.1.31 京都にて撮影


2.水を飲むために目の前の木に降りているキレンジャク


★★★ ヒレンジャク:Japanese Waxwing 緋連雀(Hi-lenjaku)18cm 冬鳥

3.宿り木の実を咥えているヒレンジャク 2021.1.31 京都にて撮影


4.宿り木の実を食べるヒレンジャクたち


5.宿り木の実を咥えて飛ぼうとするヒレンジャク


6.可愛い姿勢を見せるものもいる


7.消化するまで休憩中



★★ ベニマシコ:Long-tailed Rosefinch 紅猿子(Beni-masiko)15cm 冬鳥

1.オスがいたが赤みが薄い 2021.1.31 大阪の河川敷で撮影


2.同上のオス 警戒して直ぐ遠くへ離れる


3.メスが食事中 全く別の場所


4.メスは近くで撮せる やはり食事中


★★ ムクドリ:White-cheeked Starling 椋鳥(Mukudoli)24cm 留鳥・漂鳥

河川敷のセンダンの木になっている実を食べに沢山のムクドリが来ている。

1.水を飲みに下へ降りてきた 2021.1.31 大阪の河川敷で撮影


2.向こうのムクドリは嘴から水がこぼれ落ち、手前のムクドリは嘴を上げて水を飲み込んでいる。


3.センダンの実を食べるムクドリたち


OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm Normal mode

今日で1月が終わる。早いものだ。明日から2月だが今年の節分は2月2日なのだそうだ。地球の公転運動はきっちり365日ではない(+6時間弱な)ので、4年に1度の閏年で調整している。しかし、今度は4年ごとに+alpha分が余分先取りしていき、それが積もり積もって立春が1日分ずれてくるそうだ。

桜の開花時期は、立春からの最高気温の合計が540℃という概算法があるらしい。2月3日から毎日、自分の地域の最高気温を足していくのも楽しいかも知れない。

2021年1月30日土曜日

ヒレンジャク Japanese Waxwing

  今日撮したヒレンジャクたち。

撮りためたものを掲載するつもりが運良くヒレンジャクに出あえたので、これを先に。

昨年末から折を見てちょくちょく見に行っていたが、1月の25日に偵察したときに朝方10羽ほど来たと聞きその日は駄目だった。で、今日は出あえる気がして、11時頃に着き少し探すと運良く奥の場所に10羽ほどいるではないか。カメラマンが数人いたが、気付かないようだ。撮影し出すとさすがに彼らも気付いたようで、こっちへ来る。頼むから接近しないでと離れながらお地蔵さんの祠の裏に回って、直ぐ近くで一人で撮す。

★★ ヒレンジャク:Japanese Waxwing 緋連雀(Hilenjaku)18cm 冬鳥

1.2021.1.30 京都にて撮す


2.


3.宿り木の実を食べに来ている


4.


5.黄色く透明感が出てきた実が食べ頃


6.食べては近くの木で休む


7.そして、長く伸びるフンをする。下に付くのが種。


8.この中のいくつかが枝に絡まって発芽する。宿り木は寄生する木から養分をもらうがその木を枯らすことはないといわれている。だから少しずつ養分をもらうから宿り木が大きく茂るには何十年もかかる。確か、天然記念物ではなかったか。


9.消化休憩中の一羽ににらまれる。


10.宿り木の実を食べると喉がよく渇くそうなのだ。水飲みに下へ降りる。


11.水飲みしているところ。結構がぶ飲みする。


12.日当たりがもう一つだったが、ヒレンジャクの容姿を2方向から 斜め横


13.真後ろ

OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm Normal mode

2021年1月27日水曜日

セグロカモメはミサゴの捕った魚を横取りするために淀川を上ってくる!・ハヤブサ・トビ・タシギ

久しぶりに淀川の畔を歩く。2時間余りだったが猛禽3種に出あう。

トビが頭上近くまで降りてきて、その後、ツグミやヒヨドリの一群が騒ぎながら逃げて来た。その方向を見ると一羽のハヤブサだ。若鳥だったので狩りは失敗だった。次に出あったのは、セグロカモメに追われているミサゴ。ミサゴの足には大きなコイが。そして、先ほど接近してきたトビが魚を食っている。もちろんカラスも登場する。

-----------------------------------------
冬鳥セグロカモメが1羽で大阪湾から淀川を26kmも上ってくるのは、ミサゴが魚捕りする場所で、ミサゴが捕った魚を横取りするためではないか。そう思わせる場面に遭遇した。このセグロカモメが浅瀬で大きなコイを食べているところを度々目撃している。そこへはカラスたちが集まり、そんな写真をこのブログで過去に掲載している。
-----------------------------------------

1.魚を捕ったミサゴを追いかけて獲物を奪おうとするセグロカモメ 2021.1.27 淀川

  R ミサゴ:Osprey 鶚(Misago)♂54cm ♀64cm留鳥  セグロカモメ:Herring Gull 背黒鴎(Segulo-kamome)61cm冬鳥


2.追いつかれそうになる


3.セグロカモメはこうして大きな魚を横取りする


4.ここで魚を放したらセグロカモメの思うつぼだ


5.ミサゴがよく耐えた。セグロカモメは諦めた。


6.それでもミサゴはできるだけ離れて、やがて旋回して低空で中州へ戻ってきた。


7.中州で魚を食うミサゴ。


8.しょっちゅう辺りを警戒しながら食べていた


この後、トビが魚を食っていたのでその方へ移動した。

1.鳴きながら魚を食うトビ 2021.1.27 淀川

  トビ:Black Kite 鳶(Tobi)♂59cm♀69cm 留鳥


2.真横の岸辺で撮す トビの羽色は美しい。魚は別の動物の食べ残しなのか自分で捕ったのかは不明。以前、水面近くにいた魚を爪で掴んで漁をしているのを観たことがあるからだ。


3.翼を広げると実に大きい。こうして精悍な顔を見るとやはり猛禽だ。


ふと、先ほどのミサゴの方を見ると、やっぱりカラスがえさ捕りに来ている。

9.にらみ合っている。


10.カラスは気合い負けした。ちょんちょんと水際へ来て水飲みをする。


ハヤブサの若鳥-----------

とにかく速い。カメラの設定をしている間に大接近。

1.ハヤブサの若鳥 2021.1.27 淀川

  ハヤブサ:Peregrine Falcon 隼(Hayabusa)♂42cm,♀49cm留鳥


2.回転をしたので速度が落ちてなんとか写せた


3.


4.回転し終わると素早く離れていく。右上はツグミ。ツグミはこの後反転して左へ行く。ハヤブサはこのツグミを狙っているわけではない。


5.雲のあいだに入って姿を消した。一瞬の出来事だった。私の傍の木に逃げ込んだツグミたちは、今度は、私から逃れようと鳴きながら飛んでいった。


タシギを久しぶりに見た。

1.のんびりとしていたタシギ 2021.1.27 淀川河川敷

  タシギ:Common Snipe 田鴫(Ta-shigi)27cm 冬鳥


2.嘴を温めている


他にも小鳥たちや水鳥を撮すが掲載は止めておく。

OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm Normal mode

2021年1月26日火曜日

西尾白鶲・瑠璃鶲・尉鶲・鶯・花鶏・目白・その他

 今日26日のものと昨日25日、雨の前の20日のものをピックアップして掲載。21日のものなどは明日に予定している。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm Normal mode

[26日に撮した野鳥]

1.ニシオジロビタキ:Red-breasted Flycatcher 西尾白鶲(Nishi-ojilobitaki)12cm 冬鳥・旅鳥 北摂の公園で


2.


3.第一回冬羽個体と思われオスメスの判別は難しい


4.


5.


6.


7.ハイタカ:Eurasian Sparrowhawk 灰鷹(Hai-taka)♂31cm♀39cm 留鳥・漂鳥

 カラスと並んで飛んでいてチョウゲンボウかと思ったほど小柄、オスか。


8.アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥

 100羽ほどの群れが木から下りて広範囲で餌探し。


9.人が歩いてきたので次々と木の上へと避難する


10.


11.遅れて飛んだ1羽を撮してみた。綺麗な色合いだ。 アトリは漢字で花鶏。


12.メジロ:Japanese White-eye 目白(Mejilo) 12cm 留鳥


13.別個体 嘴と額はおしべの花粉だらけ


14.カワセミ♂:Common Kingfisher 翡翠(kawasemi)17cm 留鳥


15.ジョウビタキ♀:Daurian Redstart ♀ 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥


16.別個体 随分近くまで来ている 誰かが餌付けしているのだろうか



[25日に撮した野鳥]

1.ジョウビタキ♂:Daurian Redstart ♂尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥 京都で撮影


2.同じ♂


3.シメ:Hawfinch 鴲(Shime)19m 冬鳥 京都で撮影


4.ミサゴ:Osprey 鶚(Misago)♂54cm ♀64cm留鳥 京都で撮影


5.シロハラ:Palc Thrush 白腹(Shirohara) 25cm 冬鳥 以下は大阪で撮影

 落ち葉の中で採餌していたが足音で警戒して樹上へ逃げた


6.トラツグミ:Scaly Thrush 虎鶫(Tola-Tsugumi)30cm 漂鳥

 上のシロハラと飛んで来た。トラツグミの飛翔は素晴らしく速い。以前、カラスに追われて樹上に逃げたところを目撃していたが、今回は180度の大きな半円を描きながら木々の間を飛ぶところを見ることができた。のんびりと餌探ししている姿からは想像できない。


7.ツグミ:Dusky Thrush 鶫(Tsugumi)24cm 冬鳥



[20日に撮影した野鳥]

1.ルリビタキ♂:Red-fianked Bluetail ♂瑠璃鶲(Luli-bitaki)14cm 漂鳥


2.同じ♂


3.ルリビタキ♀:Red-fianked Bluetail ♀瑠璃鶲(Luli-bitaki)14cm 漂鳥


4.別の♀ 落ち葉の中で餌を探す。薄暗かったので接近しても気付かれなかった。


5.ウグイス:Japanese Bush Warbler 鶯(Uguisu)♂16cm♀14cm 留鳥


6.今の時期は地鳴きが主でなかなか姿を見せない。