2022年1月31日月曜日

シベリアジュリン・カシラダカ・カワセミ・その他諸々

  日没が少しずつ遅くなってきた。明日から如月(きさらぎ)で衣更着とも言うが「衣更着」の方が現実感がある。2月4日(金)は立春。冬と春の分かれ目で春の方に傾いてくる。天気予報では、まだまだ本格な冬が続くらしい。だが、淀川の河川敷の土手では、セイヨウカラシナの茎が伸び出して黄色い花を付けているところもある。野鳥観察を通して草木や虫たちの暮らしから学ぶことが多い。


シベリアジュリン:Pallas's Reed Bunting 西比利亜寿林(Shibelia-Julin)14cm 数少ない冬鳥

 21日以来10日ぶりに行ってみたらカメラマンは誰もいない。これはしめたと思い少し待っていたら、1羽の小鳥が鳴きながらヨシの下の方に入って止まった。(3枚目)シベリアジュリンだが手前の草がかぶり難儀する。やがて更に潜り行方不明。しかたが無いのでホオジロやアオジやカシラダカを相手にぶらぶらしてもどってくると、一番前の穂にちょこんと止まっている。ヨシに止まると保護色なので初め気づかずに飛ばしてしまうところだった。ただ、こんな時に限って風が吹いてシーソーの様に穂が揺れる。やっぱり難儀した。

 2022.1.31 淀川右岸河川敷で写す






カシラダカ:Rustik Bunting 頭高(kashiladaka)15cm 冬鳥

 2022.1.31 淀川右岸河川敷で写す



アオジ:Black-faced Bunting 青鵐(Aoji)16cm 漂鳥・留鳥

 2022.1.31 芥川河川敷で


カワセミ:Common Kingfisher 翡翠(kawasemi)17cm 留鳥

 2022.1.31 芥川河川敷で




カイツブリ:Little Grebe 鳰(Kaitsubuli)26cm 留鳥

 2022.1.31 芥川で つがいで行動している日本古来からの留鳥

ジョウビタキ:Daurian Redstart 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥

 メスは鳴き声も大きく道沿いによく出てくれるので、鳥が少ないときほっとさせてくれる。彼女たちにどれほど救われているか・・・
 
 2022.1.31 淀川右岸河川敷で写す


エナガ:Long-tailed Tit 柄長(Enaga)14cm 留鳥

 メジロの群団よりエナガの群団にあうと嬉しい。エナガはそれほど町中に進出していない。
 2022.1.30 淀川右岸河川敷で写す


ハシボソガラス:Carrion Crow 嘴細鴉(Hashiboso-galasu)50cm 留鳥

 土手でカステラの様なものを見つけ近くの倉庫の屋根で食べている。舌を使っているところを見ると、人の様に味わいながらの食事なのかも知れない。

 2022.1.30 淀川右岸河川敷で写す



ある池の畔の風景

 オオバン、コガモ、キジバト、カルガモがいる。


セイヨウカラシナの花 2022.1.30 淀川右岸河川敷の堤


2022年1月29日土曜日

ルリビタキ・ソウシチョウ・アカハジロ・カワセミ

 今日は摂津峡を下の口から上の口までぶらり。結局往復した。

初めに、天然(餌付けされてない)ルリビタキのオス成鳥にあう。次にソウシチョウの群れに翻弄される。ソウシチョウは表情がよかった。カワガラスやミソサザイにはであえなかった。帰りにアカハジロはいるかなといつもの池に立ち寄る。運良く4羽のホシハジロたちといた。サービスは格別だったが、陽が射したり陰ったりでまことに残念だった。サービスの一つにザリガニとりを目撃させてくれた。

カワセミは昨日の出あい。

直ぐ下の岩に止まってくれたので、風切り羽の一枚一枚が美しく見えた。

 2022.1.28 芥川で撮影

 カワセミ♀:Common Kingfisher 翡翠(kawasemi)17cm 留鳥


 こんな飛び出しもあるんだと感心した。
 草の茎に止まってえさを探す

 茎から少し離れて

 ふわっと浮いて、その後、加速して移動した まるでオスプレイのよう

 ルリビタキのオス 2022.1.29 摂津峡で撮影

 ルリビタキ♂:Red-fianked Bluetail 瑠璃鶲(Luli-bitaki)14cm 漂鳥


 ソウシチョウたち 2022.1.29 摂津峡夫婦岩付近で撮影 10数羽いたが撮影は難儀する

 ソウシチョウ:Red-billed Leiothrix 相思鳥(soushichou)15cm 留鳥・漂鳥

 表情が可愛い






 

 アカハジロ 2022.1.29 いつもの池で撮影

 アカハジロ:Baer's Pochard 赤羽白(Aka-hajilo)45cm まれな冬鳥



 まっすぐこっちへ向かってくる

 ホシハジロたちが眠っている間を縫って直ぐしたまで来る 雲がかかる

 陽が当たってたらもっと違った発色で美しかったのに・・・

 ホシハジロたちと餌とりに移動 小生も共に移動・・・

 何回も潜っていたが、このとき赤っぽいものが嘴の中に見える。なぜかホシハジロたちが後を追う。

 ホシハジロたちに囲まれて・・・

 とうとう、1羽のホシハジロに奪われる

 拡大して見ると、ザリガニだ。いろんな意味で驚きの光景だった。


2022年1月28日金曜日

オオアカハラ

 1月27日に撮影したオオアカハラのオスとメス

 Brown-Headed Thrush 大赤腹(Oakahara)24cm 冬鳥・旅鳥

 梅の木に止まるオス

 
 樹上のオス

 そこへメス(下)が上がってきた

 オオアカハラのオス(左上)・メス(右下)

 地面に下りたオス

 紅梅の花 蕾みも開きだした マスクをずらして花を近づけるとほのかに香る


2022年1月27日木曜日

25日から27日までに出あった野鳥たちから8種類抜粋

 

◆◆オシドリ:Mandarin Duck 鴛鴦(Oshidoli)45cm 冬鳥・漂鳥

 27日に写す

 一羽のオスがマガモたちに混じって「どんぐり」を食べようと地面に上がる

 地面に上がるのは危険がいっぱい!

 マガモたちは何度も飛んで逃げてはまた上がる

 ホシハジロも来ている

 オオタカに狙われるのでリスクが高い

◆◆ミコアイサ:Smew 神子秋沙(Miko-aisa) 42cm 冬鳥

 25日に写す

 オス2羽とメス1羽が直ぐ近くで魚を捕っていた。木の幹に隠れて撮る



 これは離れていくところ

 マガモ・ハシビロガモ・ホシハジロたちの間を縫って進むオス2羽

◆◆ミサゴ:Osprey 鶚(Misago)♂54cm ♀64cm 留鳥

 26日に宇治川で写す 突然に頭上を低空で飛ぶ


◆◆トラツグミ:Scaly Thrush 虎鶫(Tola-Tsugumi)30cm 漂鳥

 25日に撮影 餌付けされてない天然のトラツグミ 水飲みにきたようだ






◆◆イカル:Japanese Grosbeak 桑鳲(Ikalu)23cm 留鳥・漂鳥

 25日に写す 木の実を飛んでもぎ取るイカル

木の実を食べている この実は冬鳥シメもよく食べている


◆◆カワセミ:Common Kingfisher 翡翠(kawasemi)17cm 留鳥

 25日に撮影 オス





◆◆シメ:Hawfinch 鴲(Shime)19m 冬鳥

 25日に撮影 えさ探し(木の実)で水飲みではなかった





◆◆シロハラ:Palc Thrush 白腹(Shirohara) 25cm 冬鳥

 25日に写す マミチャジナイのメスかと思わせるシロハラ