2020年4月30日木曜日

オオルリ・キビタキ・ソウシチョウなど

休校中の児童・生徒の皆さんにも観てほしいなぁ・・・

昨日と今日に出あった野鳥たち(いずれも高槻市茨木市の山にいます)

南の国から海を越えて日本へやって来た夏の渡り鳥たち。
夏の渡り鳥は日本で繁殖する。
巣を作り、卵をかえして、ヒナを育て、冬になる前の秋にまた南の国へ渡っていく。
そのために、巣立ちしても子どもたちが若鳥として自立するように様々な支援と教育をしていくのだ。次のオオルリもキビタキもツバメのような夏鳥(夏の渡り鳥)。
また、どちらもオスで、オスの羽色がとても美しく鳴き声も美しい。17cmほど

1.オオルリ♂(大瑠璃) 2020.4.29撮影 茨木市の山

遠く高い木の上で鳴いて(さえずって)いたが、だんだん降りて近づいてきてくれた。
ついに5mほど先の木に停まって鳴いてくれる。
写真1,2と3,4とも目線の高さで距離が5mほど。
実に感激した。

2.さえずっている

3.同じオオルリ♂

4.背中の青も頭の藍も日光の当たり方で微妙に発色する

5.降りてきた初めだがまだまだ遠かった。

6.さえずりながらあちこち移動して止まる

7.キビタキ♂(黄鶲) 2020.4.29撮影 茨木市の山

渓流で水浴びをしていたようで、前方の木の枝に上がった。
近づくと逃げるので、薄暗く遠いがそのままシャッターを押す。
キビタキも今の時期さえずるが、鳴き声は美しい。
オスの羽色は橙色と黄色と黒と白がまじり美しい。
大きさはスズメより小さく14cmほど。

7.羽繕いをしている

8.同じく羽繕い中 キビタキもさえずっている


9.ソウシチョウ(相思鳥) 2020.4.30撮影 高槻市の山

ソウシチョウはセキセイインコのように飼い鳥が日本で野鳥化したもので、留鳥として棲みついている。もともとベトナムや中国東部の東南アジアの鳥らしい。
動きはメジロのように素早く、じっとしてくれない。笹がある環境を好む。
鳴き声は美しく、15cmほどの小鳥。

10.ソウシチョウ 2020.4.30撮影 高槻市の山

11.ヤマガラ(山雀)のえさ渡し 2020.4.30撮影 高槻市の山

ヤマガラはこの辺りでは留鳥で年中観られる。大きさは14cmほど。

12.スズメの虫取り 2020.4.29撮影 高槻市の里山

スズメは米粒を食べる植物性のイメージがあるが、今は繁殖の時期で、子育てのために高タンパク質の虫を捕って巣へ運ぶ。
ここで観察していると、何度もやって来て50mほど離れた巣に運んでいた。

13.カタバミの花 2020.4.29撮影 高槻市の里山

14.名称失念 2020.4.29撮影 高槻市の里山

15.名称失念 2020.4.29撮影 高槻市の里山

16.ニワゼキショウ 2020.4.29撮影 高槻市の里山

30i日 OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm
29日 OM-D E-M1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO+Teleconverter MC-20

2020年4月29日水曜日

セッカ・キツネなど

28日に出あった分を遅れて掲載・・・

前に掲載したセッカを28日にも見に行く。
その後、同じ右岸三島江河川敷にも寄ったところ、いきなりキツネが横切る。
昨年写した子ギツネが成長したのだろう。
また、三島江でもセッカ2個体に出あった。

1.セッカ 2020.4.28 右岸河川敷鵜殿付近

2.同じセッカ

3.同じセッカ

4.同じセッカ

5.同じセッカ 2020.4.28 右岸河川敷鵜殿付近
  脚を開いて2本の茎を足でつかむ独特のスタイルがセッカの特徴


6.キツネ 2020.4.28 右岸河川敷三島江

7.

8.

9.

10.


11.セッカ 2020.4.28 右岸河川敷三島江

12.セッカ別個体 2020.4.28 右岸河川敷三島江

13.木の間の幼虫を捕った

14.ヒバリ 2020.4.28 右岸河川敷三島江 つがいでいた

15.野茨の花も咲き出した 2020.4.28 右岸河川敷三島江

セッカ・オオルリ・キビタキ・ムナグロなど

27日の出会いを遅れて掲載。

そろそろセッカが巣作りする頃。
そこで、右岸の河川敷でほとんど人の来ない鵜殿付近へ行く。
複数のセッカが鳴き飛んでいた。
それを見つけて目で追うが、青空にところどころ浮かぶ白い雲に隠れて見失ったりする。

1.上空を飛ぶセッカ(雪加) 2020.4.27 右岸河川敷の鵜殿付近

セッカは全長13cmほどのスズメより小さな小鳥。ここらでは留鳥だ。
今の時期、飛ぶときはヒッヒッヒッと体に似合わず大きな声で鳴き、下降するときはチャッチャッチャッと鳴く・・・と野鳥図鑑に書かれているが、必ずしもそうではない。
止まっている時にでもヒッヒッヒッと鳴くし、上空でチャッチャッチッャと鳴きながら飛び回ることもある。また、自分の位置を知られたくないときはもちろん鳴かない。
特に、巣の付近に下降するときは鳴かないときの方が多い。

2.ヨシの茎に止まるセッカ

 3.ヒッヒッヒッと鳴いているセッカ

4.向きを変えた

5.飛び出した

6.広げた翼は薄い

7.じっとしていたら綿のようなものを咥えて近くのヨシに止まった

8.私がいるのはちゃんとわかっている

9.巣作りだろうな セッカはオスが巣を作ってメスを呼び入れる

10.しばらく観察していたから巣の場所は見当がついた

11.このヨシの穂は周りで最も高く彼のお気に入りの場所だ

12.餌を求めてまた飛び出す

13.河川敷に咲く野草の花 2020.4.27 鵜殿付近

14.カラスノエンドウの蜜を吸うミツバチ 2020.4.27 鵜殿付近

15.黄色い小さな花はコメツブツメクサ ムラサキの花はマツバウンラン
    2020.4.27 鵜殿付近

16.白い花はシロツメクサ、赤いのはムラサキツメクサ 2020.4.27 鵜殿付近

17.スズメバチ 2020.4.27 鵜殿付近


時間があったので、枚方大橋を渡って左岸河川敷へ行く。

18.河川敷のオオルリ 2020.4.27 枚方河川敷

19.同じオオルリ

20.河川敷のキビタキ 2020.4.27 枚方河川敷

21.同じ

22.同じ


23.ムナグロの春の渡り 2020.4.27 淀川中州 枚方河川敷から写す

24.同じ

淀川は旅鳥たちの観察に適しているが、この日も後ろを結構人が通る。
もちろん、バイクを降りてここへ来るまでの方が人が多い。
ハァハァいいながらランニングする人、マスクなしで大声でしゃべりながらのスピード自転車グループが近づくとやはり気になところだ。

25.エナガの幼鳥 2020.4.27 左岸枚方河川敷 自力でアブラムシを捕っている