2021年6月30日水曜日

アカガシラサギ(数少ない旅鳥)・カワセミ・モズ幼鳥

次回から Wild birds in north Osaka 2 でも掲載します。

更新が止まっているときはそちらを確かめてください。

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 このブログがPCからUPするのにとても使いづらくなった。スマートフォンに絞っているのかも知れない。

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 モズ幼鳥 2021.6.26 撮影 親モズから餌をもらった


 カワセミ 2021.6.28 撮影 幼鳥に餌を運んでいると思っていたが、今頃求愛給餌?


 左はオスの成鳥。餌を渡して直ぐ餌を獲りに。右は絶えず木や枝を変えながら巧みに身を隠して鳴き声で位置を知らせる。今はもらった餌を咥えている。

 エビのような餌を咥えている。メスだ。足がオレンジ色になっている。成鳥か?

 この餌はいつものように振り回して食べた

 餌を獲っては運ぶオスの成鳥 なんだか疲れ果ててるように見える。

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★★★アカガシラサギ:Chinese Pond Heron 赤頭鷺(Akagashira-sagi)45cm 数少ない旅鳥(一部で冬鳥)

 アカガシラサギ 2021.6.29 撮影 大阪

 アカガシラサギは雌雄同色。小魚を好むようだ。1羽で飛来した。


 冠羽が長く垂れている





 実に小さな魚を捕っている。



 やはり小さな魚を捕っている。これはかなりの距離からの撮影。

 数年前、ムラサキサギを淀川で写した。写真を見せてもなかなか信じないものが多かったが、昨年、兵庫にムラサキサギが来ていたことは多くの鳥撮りが集まったから承知の通り。
カメラ人口が増え、気候の温暖化もあいまって、あちこちで数少ない旅鳥やこのアカガシラサギなども見られているようだ。ただ、この近辺に来たのは今までなかったのではないか。

2021年6月29日火曜日

イカルチドリ悲願のヒナ孵る Long-billed Plover chick

  以前に抱卵中のイカルチドリを掲載したが、実は悲運なことに、豪雨で流されてしまった。ところが、この番は、その後再び産卵し抱卵していたが、またしても豪雨で流されてしまった。ところがところがである。3度目の産卵と抱卵をした。ええっ!とその時は驚くとともに今度はどうか豪雨にならないよう願った。しかし、今年の異常な気候がまたしても卵を水没させたのだ。その後、水が引いてみると卵が2個残った。すると、その卵を、交代で抱卵し始めたのだ。果たして孵るのか?と疑問に思う人が多かった。それが、6月27日(日)に雛が孵ったのである。

 このイカルチドリの親たちと、この世に誕生してきたヒナたちに熱く胸を打たれた。


 ど根性イカルチドリ親と2羽のヒナ 2021.6.27

 右が先に孵ったヒナ、立ちあがった親の下にいるのが孵って間がないヒナ 左のヒナは腹を上に向け親の体温を直に受けていた。

 先に孵ったヒナはよちよちと歩けている

 この日はあまり気温が上がらずやはり体温が下がるのだろう、親の胸に潜り込む

 親は交代で後で孵ったヒナを座って温めている

 

 可愛くてたまらんのだろう、嘴でヒナの顔をなでている。頬ずりなのだ。




 一番子二番子がともに見えた 


 

 2番子も躰を起こし始めた

 同じ様な写真ばかりに見えるだろうか。野鳥観察を主とする人のために選んで掲載したつもりだ。この両親の子を残そうとする執念はすごい。

イカルチドリ:Long-billed Plover 桑鳲千鳥(Ikalu-chidoli)21cm 留鳥

2021年6月25日金曜日

カワセミ・オオルリ・モズ幼鳥・サシバ高空・河川敷を飛ぶツバメ

6月25日

 カワセミが久し振りに近くに来てくれた。飛び込みの水面が見えない場所なので捕った魚を咥えて食べるところまで、留まって撮影した。

 えさを狙うカワセミ♂ 2021.6.25 公園の池



 魚を咥えて上がってきた

 捕った魚は振り回して枝に打ち付け気絶させてのみ込む


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6月24日

 地元の山へ行く。オオルリとサシバにあう。サシバは差羽と書き、タカ科の猛禽で夏の渡り鳥。オオルリを撮っているとき、樹木の間から2羽が飛ぶのを見る。高すぎたがつがいでゆっくり移動していた。

 オオルリ♂ 2021.6.24 奥山




 上のオオルリが反対側の木に下りて鳴くが上手く葉に隠れている

 さらにここへ移動して鳴く 動画を後ほど添付

 サシバのつがい 2021.6.24 奥山

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6月23日

 淀川河川敷へ行く。右岸では、人がいないシロツメクサの草原をツバメたちが低空で虫を捕っていた。左岸ではモズの幼鳥たちにであった。親にえさをくれとやかましく鳴くので直ぐに居場所がわかる。


 シロツメクサが一面に咲く河川敷で虫取りをするツバメ 2021.6.23 淀川左岸





 虫を見つけ急旋回するツバメ

 北摂の山なみを背景に河川敷を飛ぶツバメ

 子のために餌を探しに地上へ降りた母モズ 2021.6.23 淀川河川敷

 
 モズの幼鳥

 

 左は子にエサをやって直ぐエサを獲りに行こうとする親 右が子



 モズの幼鳥

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おまけ:

 淀川近くで鳴くオオヨシキリ 2021.6.23 右岸


 ひまわりが1輪開いていた 2021.6.25 すっかり夏だ


2021年6月23日水曜日

カイツブリ雛1羽になると直ぐ巣作り・チョウトンボと蓮の花・他

  万博公園の年間パスが緊急事態宣言(閉鎖)期間分延長されるというので、22日に行ってみる。目的は日本庭園の蓮池で、ハスの花とチョウトンボ見に。

 ハスはまだ咲き始めでスイレンは見頃だった。花菖蒲は終わりかけで少し見られた。ハスとカワセミやカイツブリの絡みも多少期待していた。チョウトンボはたくさん飛んでいて蓮の花に止まってくれる幸運に巡り合わせたが、カイツブリのヒナが見られたことと、1羽になったヒナを育てながら別の場所で営巣する現実を目の当たりにして、野鳥たちがいかに子孫を残すために懸命になっているかを改めて知らされた。野鳥は逞しい。


★★カイツブリ:Little Grebe 鳰(Kaitsubuli)26cm 留鳥

 カイツブリの親子 2021.6.22 ヒナは1羽だった。Little Grebe Chick





 同じ親が別の場所で営巣している

[動画]母親とヒナ、そして、同じ親が営巣し交尾したところに遭遇



 蓮の花に止まるチョウトンボ 2021.6.22
 The Butterfly dragonfly perching on a lotus flower





 ハスのつぼみに止まることはあっても花に止まるのは珍しい

 こんな風につぼみに止まるか葉に止まることがほとんど

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 以下は花を掲載 いずれも日本庭園蓮池周辺 

 蓮の花

 タイサンボクの花

 紫陽花

 紫陽花

 紫陽花 一株で時間差変色させていた

花菖蒲

花菖蒲


花菖蒲