誰もいなくなった
すると、やがて、もどって来た
一人で、楽しませてもらった
●チュウシャクシギ:Whimbrel 中杓鴫(Chushaku-Shigi)42cm 旅鳥
2024.5.2 淀川中流域本流 もどってきたチュウシャクシギ正面の飛翔姿
旅びと鳴葉Ⅱのブログです。ぶらっと気の向くまま、スナップ写真で野鳥の身近な暮らしを紹介します。主に北摂(淀川とその右岸)地域で見られた野鳥を掲載し折に触れて季節の花や虫なども紹介します。また独り言もお付き合い下さい。記事の写真をタップ・クリックすると拡大し解像度が増します。
誰もいなくなった
すると、やがて、もどって来た
一人で、楽しませてもらった
●チュウシャクシギ:Whimbrel 中杓鴫(Chushaku-Shigi)42cm 旅鳥
2024.5.2 淀川中流域本流 もどってきたチュウシャクシギ正面の飛翔姿
このイソヒヨドリ♂は、上のくちばしが短くてしかも捻れており、去年も見かけた個体だ。今年も元気な姿に出あったが、傍にはメスがついていた。これは11日の撮影なので、今ではおそらく抱卵している頃だろう。
エサ捕りには他の個体たちとは明らかにハンディーがある。その結果、ここまで生き延びたのには、生きるための執念が、短いくちばしの先が(2枚目の写真にあるように)、イスカのようにねじ曲がることにより餌を挟みやすくなり延命したのではないかと仮定している。
このイソヒヨドリにとても勇気をもらったことに、今現在深く感謝している。
●イソヒヨドリ:Blue Rock Thrush 磯鵯(Iso-Hiyodoli)25cm 留鳥
2024.4.11 地元の田んぼ地域
明日から一週間ほどブログの更新ができません。
「玉石混淆」 の言葉通り、どのブログにも「玉」の様にキラッと光る記事や写真があるものです。ここのブログにも過去の写真の中にそんなものが埋もれているかも知れません。たくさんの来訪者の中には、旅びとのブログを楽しみにしてくださっている人もいると聞きます。右の検索欄で野鳥名で探すか、過去記事のツリーを活用していただくかして、再開をお待ちください。
私の好きな詩人に工藤直子さんがいます。次に、工藤直子さんの詩を一つ記して、河川敷での伐採で困っている野鳥たちの思いが伝わればと願います。
いのち けやきだいさく
わしの しんぞうは
たくさんの
ことりたちである
ふところに だいて
とても あたたかいのである
だから わしは
いつまでも
いきていくのである
だから わしは
いつまでも
いきていて よいのである
作・工藤直子
コチドリのペアが採餌に来た。数少ない休耕田で数少なく残った水たまり。くちばしの奥から舌が少しのぞいている。
可愛い小鳥だ