昨日と今日は所用があり探鳥はできなかった。そこで、4日に手作りの水飲み場で見られた可愛い鳥たちと、昨年の12月21日に写したアカハジロの嘴(くちばし)の中を紹介したい。
◆◆ 数少ない水鳥であるアカハジロの嘴の周囲はどうなっているか紹介したい。
嘴の周囲にギザギザの歯の様なものが見える。これとそっくりな嘴を見たことがある。ハシビロガモの嘴だ。ハシビロガモは嘴の先から水面の水を口に入れ、この周囲の歯の様なものの間から水を外に出し、この歯の様なものでプランクトンをこしとり栄養にする。たしか、この歯に見えているものはクジラの口と同じで、歯ではなく「ひげ」だったと記憶している。そうすると、アカハジロはハシビロガモの様に水面から水を取り込むような仕草をしているのだろうか。水中に潜って藻をとっている姿はよく見かけるが、はたしてこの歯の様なものの役割は何なんだろうか。ということで、天気のよい日にアカハジロを再び観察しに行かなければならなくなった。
アカハジロ♂:Baer's Pochard♂ 赤羽白(Aka-hajilo)45cm 数少ない冬鳥
◆◆ 野鳥のために手作りされた水飲み場に来た鳥たち
ルリビタキ♂:Red-fianked Bluetail 瑠璃鶲(Luli-bitaki)14cm 漂鳥
いったん見えている枝に降りてきて、素早く皿の縁に止まる マミチャジナイ♀:Eyebrowned Thrush 眉茶鶫(Mamichajinai)22cm 旅鳥
これはシロハラではない。マミチャジナイのメスだ。旅鳥だが、まれに西日本で越冬する個体がいる。彼女もそうだ。白い眉斑がしっかりある。また、胸と腹の特徴もある。 ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 鵯(Hiyodoli)28cm 漂鳥
初めに来たヒヨドリは警戒して降りなかったが、このヒヨドリは気づかなかった様だ。
何度も水飲みをして喙から水滴を飛ばしていた。
メジロ:Japanese White-eye 目白(Mejilo) 12cm 留鳥
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