2022年1月6日木曜日

アカハジロの歯?・水飲みに来るルリビタキ、ジョウビタキ、メジロたち

  昨日と今日は所用があり探鳥はできなかった。そこで、4日に手作りの水飲み場で見られた可愛い鳥たちと、昨年の12月21日に写したアカハジロの嘴(くちばし)の中を紹介したい。


 ◆◆ 数少ない水鳥であるアカハジロの嘴の周囲はどうなっているか紹介したい。

 嘴の周囲にギザギザの歯の様なものが見える。これとそっくりな嘴を見たことがある。ハシビロガモの嘴だ。ハシビロガモは嘴の先から水面の水を口に入れ、この周囲の歯の様なものの間から水を外に出し、この歯の様なものでプランクトンをこしとり栄養にする。たしか、この歯に見えているものはクジラの口と同じで、歯ではなく「ひげ」だったと記憶している。そうすると、アカハジロはハシビロガモの様に水面から水を取り込むような仕草をしているのだろうか。水中に潜って藻をとっている姿はよく見かけるが、はたしてこの歯の様なものの役割は何なんだろうか。ということで、天気のよい日にアカハジロを再び観察しに行かなければならなくなった。

 アカハジロ♂:Baer's Pochard♂ 赤羽白(Aka-hajilo)45cm 数少ない冬鳥


 トリミングする前の写真


 ◆◆ 野鳥のために手作りされた水飲み場に来た鳥たち

 ルリビタキ♂:Red-fianked Bluetail 瑠璃鶲(Luli-bitaki)14cm 漂鳥

 後ろの木立の中から、じっと様子をうかがっている。

 いったん見えている枝に降りてきて、素早く皿の縁に止まる

 水を飲むとせわしなく飛び去る



 ジョウビタキ♂:Daurian Redstart 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥




 マミチャジナイ♀:Eyebrowned Thrush 眉茶鶫(Mamichajinai)22cm 旅鳥

 これはシロハラではない。マミチャジナイのメスだ。旅鳥だが、まれに西日本で越冬する個体がいる。彼女もそうだ。白い眉斑がしっかりある。また、胸と腹の特徴もある。


 じっとしていたら近くで赤い実や黒い実を探して食べていた


 ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 鵯(Hiyodoli)28cm 漂鳥
 初めに来たヒヨドリは警戒して降りなかったが、このヒヨドリは気づかなかった様だ。
何度も水飲みをして喙から水滴を飛ばしていた。




 メジロ:Japanese White-eye 目白(Mejilo) 12cm 留鳥

 メジロは入れ替わりでやって来た


 水浴びするメジロもいる。可愛い。

 このメジロも水浴びをして水を飲んでいる。人間とは感覚が違うところだ。といっても、自分や他人が浸かっている湯で顔を洗う者もいるが・・・

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