2022年1月21日金曜日

ホオアカ・シベリアジュリン・カワセミ・ミサゴ・イカル

21日-19日に出あった野鳥から抜粋して掲載

★★★ホオアカ:Chestnut-cared Bunting 頬赤(Hoaka)16cm 漂鳥



★★★シベリアジュリン:Pallas's Reed Bunting 西比利亜寿林(Shibelia-Julin)14cm 数少ない旅鳥・冬鳥

 雪の舞う葭原で







★★カワセミ:Common Kingfisher 翡翠(kawasemi)17cm 留鳥

 オス


 えさを見つけたようだ


 いったん身をかがめて


 足を伸ばしてジャンプして翼を開く


 右下の水面へ一直線


★★ミサゴ:Osprey 鶚(Misago)♂54cm ♀64cm 留鳥

 淀川の中程にある流木に止まっていた

 先日の様に、食べかけの魚を足の爪で押さえつけている


★★イカル:Japanese Grosbeak 桑鳲(Ikalu)23cm 留鳥・漂鳥

 イカルも平地へ降りてきた。 コイカルが混じっていないかよく見ないと。

 

 京都南部と亀岡市に風雪注意報が出された。京都は市内でも積雪。亀岡から山を越えて流れくる雪雲は、ここらの河川敷でも断続的だったが雪を降らした。大阪では数年に1日は市街地でも積雪がみられることがある。今年はまだそんな日は来ていないが、平年より寒い日がずっと続いている。

 そのため暖房は欠かせず、電気代、ガス代、灯油代などがかさむ。それにましてガソリンの高騰で日々の食料品の値上がりも生活負担に追い打ちをかけている。知人の中には、一人暮らしで住民税非課税対象の10万円支給を待ち望んでいる人もいる。しかし、未だに申請書すら届いていないそうだ。それを聞いて市のHPを見てみると、2月中には申請書を発送するので今しばらくお待ちください、と掲載している。生活費が逼迫している人にとって2ヶ月も先のことを「しばらく」と表現するとは、担当者とHPに掲載決済を出した上司の感覚の鈍さに恐れ入った。これだと振り込みは更に遅れて3月になると言うことだ。

 公務員は12月初めに期末・勤勉手当(民間のボーナス)が支給されている。ほくほくの年越しだったろう。しかし、民間ではコロナの影響で業績や売り上げが激減し、ボーナスが無い人たちは多い。本当に困っている人たちへの真の思いやりはあるのだろうか。残業をしてでも、一刻も早く支給の体制を整えるべきではなかろうか。年が明けても、岸田首相がプッシュ方式でと言っていたことの自治体の現実はこんなものなのだ。一方、年末までに10万円の支給を終えた自治体もあった。年末の国会決議を待たずに、首長の熱意で地方議会が議決して市が一時立て替え払いし、負債発生のリスクをおかしてまで生活困窮者への救済を実現したのだ。

 何事もすべて人である。格差社会を生み出すのは、富裕側に立つ政治をする人たちなのである。しかし、先ほどの衆議院選挙が低投票率で国民の半数にすら支持されなかった与党が半数以上の議席を得て権力を行使しているのだから、結局は、選挙に行かない人が生み出しているといえる。今の仕組みはまことに民主主義の劣化したすがたである。投票率が70%を切ったら、その選挙は無効という法律ができたらどうなるだろうかとふと思ったりする。