目まぐるしく天気が変わる日だった。探鳥は止めて昨日と一昨日に撮影した写真を整理していると、1:45分に「淀川中州にマガンが7羽いる」と枚方の鳥友から連絡が来た。現地に行くと、一人のカメラマンが木の下で座って汗を拭いている。もう一人の地元の顔見知りは自転車でマガンのことは知らずに通りかかった様子。汗を拭いている人にどこにいるのか尋ねると、10分前に下流へ飛んでいったという。何でも朝から船着き場前の中州にいたらしく、その人が昼過ぎに来た時には上流に飛んだと聞き、急いで歩いて来たらしい。「辛うじて間に合いました」と撮った写真を見せてもらう。確かに7羽が中州にいて、飛び立ち旋回するところも撮しておられた。
それから一人で探すが枚方大橋までは姿が見えない。それでも、橋を渡り対岸に行き、今度は右岸側を上流に向けて探してみた。たくさんのカワウが集結していて、その内の何羽かが飛んで行き来する。やがて、カワウにしては少し明るい色の2羽が下流から上流に飛んできた。ガンも首を伸ばして飛ぶので、もしやと撮したら、それがマガンだった。後の5羽はどうしたのか、さては見落としてたかと、更に上流まで歩くが見あたらなかった。
今日(10/23)
●マガン:Greater White-fronted Goose 真雁(Magan)72cm 冬鳥・旅鳥
雨の中でも高鳴きするオスのモズ
●ジョウビタキ:Daurian Redstart 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥
昨日(10/22)枚方河川敷
ジョウビタキとムギマキを探しに枚方河川敷へ行く。ムギマキには出あえなかったが、秋ニレの実はいっぱいついていた。その秋ニレの木々の中で、ジョウビタキ♂、キビタキ♂♀、エゾビタキ、ムシクイなどを見つける。