2021年7月15日木曜日

コサメビタキ幼鳥・ウグイス幼鳥・キジ幼鳥・その他

★★★コサメビタキ:Asian Brown Flycatcher 小鮫鶲(Kosame-bitaki)13cm 夏鳥

河川敷のコサメビタキ幼鳥 Juvenile Asian Brown Flycatcher2021.7.15 撮影 野鳥通り 

今日15日は昼前に淀川右岸の田圃に寄り、その後左岸の河川敷に行く。右岸はタマシギの様子を見に行くがイネがすっかり伸びてさっぱり見えない。アマサギでもと見回すが、この時間はダイサギ・コサギ・ケリ・ハクセキレイ・スズメ・ムクドリ・ツバメたちだけだった。

 淀川に流れこむ左岸枚方の川は今朝方の雷雨で激流化しており、サギたちも何とも仕様がない様子。人気(ひとけ)のない野鳥通りを蚊を払いながら進むと、いろいろな幼鳥たちの声が聞こえる。そして、思いがけなくもコサメビタキの幼鳥に出あった。逃げもせずほぼ同じ場所でフライングキャッチのエサ採りを見せてくれる。近すぎてそのフライングキャッチの様子は写せなかった。山から下りてきたにしては早いのではないか? とはいえここで営巣しているとも思えない。いずれにしても可愛いコサメビタキに会えて嬉しかった。

[動画 Movie]このコサメビタキの動画

 同上のコサメビタキ幼鳥の写真続き









 ウグイスの幼鳥 Juvenile Japanese Bush Warbler 2021.7.15 撮影 野鳥通り

 エナガの幼鳥 Juvenile Long-tailed Tit 2021.7.15 撮影 野鳥通り

 スズメの幼鳥 Juvenile Eurasian Tree Sparrow 2021.7.15 撮影 野鳥通り

 キジの幼鳥 Juvenile Common Pheasant 2021.7.15 撮影 枚方河川敷

 左の草むらにキジの親子がいるのを見つけて出てくるのをじっと待つ。だが、右から人が来て先に子どもたち4羽が素早くこの草むらに。中央は母キジ、右下は5羽目の幼鳥

 母キジは右から近づく人の気配を見ている。直ぐ近くに来たとき草むらにさっと身を隠した。まあ、子どもたちの動きの素早さ、猛ダッシュだった。

--------------------------------
おまけ
 
 今日出あった人にダイサギとチュウサギの見分け方を尋ねられる。大きさでの区別は2羽並べばわかるが、一羽でいるときはチュウダイサギというのもいて大きさではなかなか判断つきかねる。ダイサギは婚姻色の時は嘴が黒く目の周囲がエメラルドグリーン系になるので直ぐわかるが、婚姻色が出ていないときは嘴の切れ目(口角)が目の下より大きく切れ込んでいることを判断にする。チュウサギは目の下で止まっている。

 ダイサギ 2021.7.15 三島江田園地