2022年11月1日火曜日

淀川河川敷で(10/30 キンクロハジロたち来る・ジョウビタキ・カワラヒワなど 10/31 ノスリ・キジ若など)

  本日は雨。前記事はムギマキの若オスを優先したので、今回は標題の通り淀川河川敷をぶらりと歩いた時の出あい(といっても少ないが)を掲載。実は、ぶらり歩きでの野鳥との出あいが好きなのだ。その途中に、なかなか出あえない野鳥の情報があると、近場ならもちろんそっちを優先する。

10月30日(日):日曜は河川敷の工事が休みなので淀川右岸三島江河川敷へ行った。

10月31日(月):ノゴマがまだいるかなと別の右岸河川敷へ行った。


10月30日(日) -------------------------------


 ■■カワラヒワ:Oriental Greenfinch 河原鶸(Kawala-hiwa)15cm 留鳥

 ヒワとはアワやヒエを食べる鳥のことで、河原で確かにアトリ科の鳥らしく植物の種子を食べている。これも、小さな種子を採って食べているところ。鳴き声は可愛く愛らしい。


 止まっている1羽の後方から飛んできた1羽の広げた翼を見ればわかるとおり、黄色が映えて止まっている姿からは想像できない。

 1羽の頭の上を越えてここに止まろうとしたが、細い枝がしなりすぎて

 結局、タッチアンドゴ-になったところ 身のこなしはしなやかだ


淀川本流にキンクロハジロの集団が到着した。下流にはもっと大集団が来ているだろう。

他のカモも混じっている。

■■キンクロハジロ:Tufted Duck 金黒羽白(Kinkulo-hajilo)40cm 冬鳥


 てまえからハシビロガモ(ハシは嘴、ビロは広い)たち、マガモたちの前を1羽のホシハジロがいる。その向こうにキンクロハジロのグル-プたち。キンクロハジロの中にスズガモが混じっている可能性かある。これで、オオバンたちが大挙してくれば、冬の河川はにぎにぎしくなる。オオタカなどの猛禽も頻繁に出没してくる。

■■ジョウビタキ:Daurian Redstart 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥

 冬になると庭先などでも見られるフレンドリ-な冬鳥。到着したてはまだ人を警戒する。特にここでは土手の工事をして彼らの住処を壊している。そのためまだ工事が着手されていないギリギリの場所で身を隠していた。近くに、南京ハゼの白い実、野茨の赤い実などがなっていて、貴重な食料なのだ。

 オス

 メス


 よく鳴いている 鳴き声はキビタキ同様ヒタキの声(高音と低音)カッカッの低音は警戒や威嚇の声


 このメスは土手の重機まで出張 平日は工事でとても行けません

 三島江の林の後をグルグル旋回するコサギ 鳴き声を出している様だ。何を探しているのか。


10月31日(月) -------------------------------

 この日もノスリに出あう。

 ノスリ:Common Buzzard 鵟(Nosuli)♂52cm ♀57cm 漂鳥・留鳥



 頭の上を通過したが、近すぎて追えずピントがぼけている。


 歩いていると突然キジが飛び出し土手の中腹の中に隠れた。メスの様だった。すると、直ぐ後ろからもう1羽のキジが飛び出し土手の上に着地した。それがこの子だ。「子」と呼ぶには意味がある。今年生まれたキジのメスだからだ。

 キジ:Common Pheasant 雉(Kiji) ♂81cm ♀58cm 留鳥・国鳥


 先に飛んで姿を隠した1羽をしきりに探している

 小さな声で頼りなげに鳴いているのが聞こえる

 だんだん下りてきたがセイタカアワダチソウが邪魔になってその場を離れた

 ジョウビタキのメス 茂みに隠れるのを目で追いやっと撮す



 この後、ムギマキの連絡を受けそちらに移動

 ムギマキのオス若は、一つ前の記事にして掲載しているので興味のある人はどうぞ