2019年8月17日土曜日

晩夏のセッカ(Zitting Cisiticola 雪加(Sekka))

この暑い中、稲穂の上を留鳥セッカたちが鳴きながら飛んでいる。

1.田圃の一角にあるイチジクに止まるセッカ(Zitting Cisiticola 雪加(Sekka))



2.止まったまま甲高く鳴く


ここに2羽のセッカが何度も来ていた。

[動画] 近くの木に止まって鳴くところ



他の鳥撮りが、巣作りの材料をとっているのだと言うのを聞き、えっ?と思った。
ここには、クモの巣の糸をとりに来ているのだとも聞いた。
セッカは春に子育てをするのが一般的だ。
三島江でも幾度もその様子を見ているし、巣も見ている。
とはいっても、数回子育てをする鳥たちもいるので、そういうことがあっても不思議ではない。
エサの虫はまだまだ豊富だ。
セッカの巣は、地面から生えている草を上の方で器用に編み、横に小さな出入り口を作る。
エナガなどの巣とは違う。
しかし、産み落とす卵の下にはクモの巣を使うのかもわからない。

そこで、セッカの口元に注意して写して見た。

3.セッカのくちばしにクモの巣の糸が咥えられている


4.クモの糸が下くちばしに付いたまま鳴いている



5.葉陰で何かをとっている



7.目の縁にクモの巣が付いている


いつの間にか、くちばしにあったクモの巣の糸は見られなくなった。

今のところ、本当に、巣作りの材料集めに来ているのかどうかは定かではない。
はたして、実際はどうなのだろう。