2020年2月1日土曜日

宿り木の実を食うヒレンジャク Japnese Waxwing

他のカメラマンたちが引き揚げた後、一人で待ってみた。
やがて、諦めて帰ろうかとするところに、エナガの群団が現れそれにカメラを向けていて、ふと見上げると枝に止まっている鳥影が見えた。数羽が宿り木に移ると、さすがにヒレンジャクだとよくわかった。数えると10羽。
午後4時10分頃のこと。
長居せず直ぐに飛び去った。

宿り木は、他の木に付くのだが、自ら光合成をして生きるので、宿っている木を枯らすことはないと専門家は言う。今まで間違った思い込みで宿り木を排除する風潮が有る。そのため、宿り木はうんと減っている。
また、ここらはヒレンジャクが多く、キレンジャクが少ないのでキレンジャクを珍しがる。しかし、キレンジャクはユーラシア大陸に広く分布しており、ヒレンジャクはアムール川流域の限られた場所で繁殖するらしい。そのため、世界的に見ればヒレンジャクの方が珍しい鳥ということになる。
英名も Japnese Waxwing で Japnese が付いている。


1.ヒレンジャク Japnese Waxwing 緋連雀(Hilenjaku)18cm 2020.2.1 4:10p.m.


2.数羽が宿り木に移った


3.以下、宿り木の実を啄む様子

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5.宿り木の実を咥える

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7.のどが膨らんでいる

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9.この1羽は最後まで中で実を食べ、他の9羽は写真1の枝で待っていた。

10.


11.私を引き留めてくれたエナガ群団の1羽 感謝感謝

明日再び挑戦したい。