次々に到着して繁殖地の山へ行く夏鳥たちは、その前に、平地で長旅の休養と採餌をして行く。淀川の河川敷や大きい公園などがその役割を果たしている。ここ数年、淀川河川敷は野鳥たちが過ごすための環境が破壊されて(一部は大雨で植生が変化したことと、大半は人為的な伐採や河川敷工事などで)都市公園にたくさん入る様になった。今日掲載の夏鳥も繁殖地へ向かう前に入った公園で撮したもの。
この時期はどの野鳥も繁殖地でよい場所を確保するため急ぐので、1日で抜けていく。今日掲載の夏鳥たちも明日はいなくなり、明日に見られる個体は基本新しく次に入ってきた夏鳥だ。
■■ クロツグミ:Japanese Thrush 黒鶫(Kulo-tsugumi)22cm 夏鳥
2022.4.13 山中の繁殖地で高い木の天辺でさえずる声は美しくよく通る
2022.4.13 日本三鳴鳥 繁殖地でのさえずりはよく通り美しい サンコウチョウの鳴き真似も入るときがある。
メス
■■ キビタキ:Narcissus Flycatcher 黄鶲(Ki-bitaki)14cm 夏鳥