七夕に想う…
枚方の天の川下流にカササギ橋がある。野鳥のカササギ鵲は、佐賀や福岡の局地でしか見られない。では昔にこの辺りにいたのかというと、後で記すが、そうではない様だ。織姫と彦星が年に1度「七夕」の日に会えるように、カササギたちが翼を広げて天の川に橋を架けたという物語にちなんで名付けたのだろう。
では、何故「天の川」と枚方のこの川が言われるのか、その由縁は? 調べてはいないが、おそらく、継体大王が奈良に入れず、長年、この辺りを拠点にしていた事に関係するのではないかと考えている。当時は、三島江まで海が来ており、河内は湖になっていた。高槻には真の継体天皇陵といわれる今城塚古墳がある。
カササギは、秀吉の朝鮮出兵の折に持ち帰ったのが定説で、古代には日本にいなかったらしい。しかし、大伴家持が「鵲の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける」と歌っていることから、七夕の物語は古くから日本に伝わっていた事は確かだろう。
今夜、生憎の雨や曇りで地上から天の川や、ベガとアルタイルが見えなくても、そんなわけで、言葉通り天上では、カササギたちが作った橋を渡って二人は違うことなく出会っていて、互いの切ない願いは叶っているのである。
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10分で交代 暑いので互いを思いやる。卵は日陰を作るだけで風通しよくしてる
花