2021年4月29日木曜日

渓谷のオオルリなど

 昨日は朝から雨で午後のひととき止んだが直ぐに小雨から本降りの雨。天気予報通り強い雨が今日まで降り続いた。そして、今朝方Cさんからイカルチドリの営巣地が浸水したと連絡を頂く。昨日までモズの奇襲にも立ち向かい抱卵していた番の姿が脳裏を過った。

 27~28日に撮したオオルリのオスとメス。

★★オオルリ: Blue-and-white Flycatcher 大瑠璃(Ohluli)17cm Summer migratory bird

 オオルリ♀の水浴び 2021.4.28 渓流






 囀るオオルリ♂ 2021.4.27 渓谷


















場所によってはオスどうしが激しく追いかけ合う姿が見られる。営巣地の縄張り争いなのだ。


★★イカル:Japanese Grosbeak 桑鳲(Ikalu)23cm留鳥・漂鳥

 イカルは集団でよく見かける 2021.4.27 渓谷





★★ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 鵯(Hiyodoli)28cm 漂鳥

 ヒヨドリたちも山へ戻ってきている 2021.4.27 渓谷

 渓谷に咲く藤の花

 昨日はクロツグミの囀りが渓谷に響き渡っていた。クロツグミが囀るときは高木の天辺が多い。美声である。

2021年4月27日火曜日

エナガの雛団子2・カワガラスの子育て・コサメビタキ

 26日出あった野鳥撮影の抜粋

 エナガの雛たちの声が聞こえるので、あの可愛い赤まぶたを写そうとしばらく様子を見ていると、2羽、5羽と団子になり始める。全部で11羽の雛だったが写っているのは10羽。もちろん先日掲載した雛団子たちとは違う一家。向こうでキビタキ探しをしていた人たちに手招きして知らせる。撮影は枝や葉があってなかなか難しい。でも、新しい命の誕生をこんな形で見られる機会はそうあるものではない。何度見てもよいものだ。

★★エナガ:Long-tailed Tit 柄長(Enaga)14cm 留鳥

 エナガの雛たち並ぶ 2021.4.26 淀川河川敷


 初めはこんな感じ 餌を運ぶ親たちもバラバラの子を探しながらで大変だった。

 何とか撮影できるところがないかと試みたが完全に抜けている所がない

 餌くれ~の口開けはうまく撮れなかったのが残念


★★コサメビタキ:Asian Brown Flycatcher 小鮫鶲(Kosame-bitaki)13cm 夏鳥 Summer migratory bird

 ここに入ったキビタキは営巣地でないので直ぐに抜けていく。山でカワガラスの餌運びを見てきたので疲れていて、直ぐ出てきてくれたコサメビタキに挨拶をしてさっと引き上げる。この挨拶は秋に山から下りたらここに立ち寄ってねというお願い。

これから営巣地の山へ行く夏鳥コサメビタキ 2021.4.26 淀川河川敷






★★カワガラス:Brown Dipper 河烏(Kawagarasu)22cm 留鳥

カワガラスはみんなの期待を受けつつも、本日(27日)も巣立ちせず。巣立ちは明日だろうと思いながら4日が経った。もちろん昨日はまだ巣へ餌を運ぶわけだが、餌運びで頑張る親の様子を多い目に紹介。

遅い目の子育て中のカワガラス 2021.4.26 渓流


カワガラスは急流でも水中で爪を立て流されないようにして潜って水中生物を捕る。だが、流れの緩い深さのある所では翼を使って泳ぐような仕草をする。数年前に別の渓流の明るい所でそれを撮し別のブログで紹介したことがある。ここはうす暗かったので見にくいが、よく見るとわかると思う。

水中を泳ぐカワガラス

水面に顔を出したところ

 水中で餌を採って顔を上げたところ

咥えた虫の数は半端ではない





これは魚を捕って岩場へ上がってきたところ

この向きから大きいのがわかる。雛がのみ込むのだから雛も大きく育っているはずだ。

羽化前の水中昆虫を咥えてこの後もっともっと捕るのだ

雛に餌をやって、再びエサ採りにいざ出発。そんな決意が見受けられる。
OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm

2021年4月24日土曜日

オオヨシキリ・カワガラス・オオルリ・キジ・その他

24日:カワガラス・クロアゲハ・アサヒナカワトンボ・ミヤマカワトンボ・野生藤の花

23日:オオヨシキリ・ウグイス・キジ・キンクロハジロ

22日:オオルリ


 オオヨシキリ:Oriental Reed Warbler 大葦切(Oyoshikili)18cm 夏鳥 Summer migratory bird 2021.4.23 河川敷


 かまびすしい鳴き声のオオヨシキリが姿を見せだした。



 今の河川敷では、ウグイス、ヒバリ、セッカ、ホオジロたちの囀りや鳴き声がよく聞ける。モズも求愛の囀りをしている。また、野茨の白い花が咲き出し辺り一帯にバラの香りをただよわせている。珍しい野鳥はいないかも知れないが、のんびりと自然の恵みに包まれるのもいいものだ。

 ウグイス:Japanese Bush Warbler 鶯(Uguisu)♂16cm♀14cm 留鳥


 キジ:Common Pheasant 雉(Kiji) ♂81cm ♀58cm 留鳥・国鳥



 キンクロハジロ:Tufted Duck 金黒羽白(Kinkulo-hajilo)40cm 冬鳥 Winter migratory bird 冬鳥たちはだんだんいなくなっている。その中でもオオバンはまだ見られるのでオオバンかと思ったら、キンクロハジロの群れだった。


 カワガラス:Brown Dipper 河烏(Kawagarasu)22cm 留鳥
 ただ今子育て中 まもなく巣立ち





 カワガラスの近くにオオルリがいた

 オオルリ: Blue-and-white Flycatcher 大瑠璃(Ohluli)17cm Summer migratory bird

 目の前を鳥が過りこのように躰を隠して止まった

 もう一羽がやはり過り左上に止まる。オオルリのメスだ。

 躰を隠した先ほどのオスはここでも躰を隠して止まる。素早く横に出て写したものでピンボケ。

 直ぐ前方の木の中へ飛ぶ。オオルリの番は巣作りの場所を探していたのだろうか。

-------------------------------------

 クロアゲハ  山中で吸水している 2羽いたがもう一羽は翅が痛んでいた。

 トンボ 2種 渓流傍

 アサヒナカワトンボ

 ミヤマカワトンボ

藤の花(野生)山中


OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm