26日出あった野鳥撮影の抜粋
エナガの雛たちの声が聞こえるので、あの可愛い赤まぶたを写そうとしばらく様子を見ていると、2羽、5羽と団子になり始める。全部で11羽の雛だったが写っているのは10羽。もちろん先日掲載した雛団子たちとは違う一家。向こうでキビタキ探しをしていた人たちに手招きして知らせる。撮影は枝や葉があってなかなか難しい。でも、新しい命の誕生をこんな形で見られる機会はそうあるものではない。何度見てもよいものだ。
★★エナガ:Long-tailed Tit 柄長(Enaga)14cm 留鳥
エナガの雛たち並ぶ 2021.4.26 淀川河川敷
初めはこんな感じ 餌を運ぶ親たちもバラバラの子を探しながらで大変だった。
何とか撮影できるところがないかと試みたが完全に抜けている所がない
餌くれ~の口開けはうまく撮れなかったのが残念
★★コサメビタキ:Asian Brown Flycatcher 小鮫鶲(Kosame-bitaki)13cm 夏鳥 Summer migratory bird
ここに入ったキビタキは営巣地でないので直ぐに抜けていく。山でカワガラスの餌運びを見てきたので疲れていて、直ぐ出てきてくれたコサメビタキに挨拶をしてさっと引き上げる。この挨拶は秋に山から下りたらここに立ち寄ってねというお願い。
これから営巣地の山へ行く夏鳥コサメビタキ 2021.4.26 淀川河川敷
★★カワガラス:Brown Dipper 河烏(Kawagarasu)22cm 留鳥
カワガラスはみんなの期待を受けつつも、本日(27日)も巣立ちせず。巣立ちは明日だろうと思いながら4日が経った。もちろん昨日はまだ巣へ餌を運ぶわけだが、餌運びで頑張る親の様子を多い目に紹介。
遅い目の子育て中のカワガラス 2021.4.26 渓流
カワガラスは急流でも水中で爪を立て流されないようにして潜って水中生物を捕る。だが、流れの緩い深さのある所では翼を使って泳ぐような仕草をする。数年前に別の渓流の明るい所でそれを撮し別のブログで紹介したことがある。ここはうす暗かったので見にくいが、よく見るとわかると思う。
水中を泳ぐカワガラス
水面に顔を出したところ
水中で餌を採って顔を上げたところ
咥えた虫の数は半端ではない
これは魚を捕って岩場へ上がってきたところ
この向きから大きいのがわかる。雛がのみ込むのだから雛も大きく育っているはずだ。
羽化前の水中昆虫を咥えてこの後もっともっと捕るのだ
雛に餌をやって、再びエサ採りにいざ出発。そんな決意が見受けられる。
OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm