では、春の通過後はどこへ行くのか。
2年前(2017年)の6月29日に、巣だって間もないヒナが親鳥と一緒にいるところを、高槻の里山で見ることができた。つまり、夏の間、北摂や生駒などの身近な山で営巣してヒナを孵しているということになる。
今日、久しぶりにそのコサメビタキの幼鳥に出会った。
前回よりも奥深い高槻の渓流沿いだが、やはり近くに過疎化した村落がある。
その点では、里山ともいえる。
最初は、1羽のメジロが通り過ぎた先に、どうもコサメビタキのような動きをする小鳥がいた。
やはり、これはコサメビタキの成鳥だった。しかし、遠くて、見失う。
次は、渓流のカワトンボのオスメスや産卵らしい光景を撮り終えて道を上がると、2羽のキビタキ♂が激しくバトルをしていた。その向こうで木立に入った鳥影が見えた。
その鳥影を映すとコサメビタキの幼鳥だったのだ。
1.Young bird of Asian Brown Flycatcher
2.Asian Brown Flycatcher
3.Asian Brown Flycatcher
2017年のものも、写真と動画をここに再掲載するので、若い研究者に役立ててもらえればと思う。
1.Young bird of Asian Brown Flycatcher 2017
2.Young bird of Asian Brown Flycatcher 2017
3.Young bird of Asian Brown Flycatcher 2017
4.Parent of this young bird 2017
6.movie 2017
他府県のアカショウビンやヤマセミ写しに、大勢が押しかけていると聞く。
タイミング良く、お気に入りの写真を撮れた者、なかなか遭遇しない者といろいろ。
それでも、それが元気の源であればたいへん好ましいこと。
後は、マナーを守ることを願って・・・
追加:バトルをしていたキビタキ(若鳥かもしれない)