2019年7月18日木曜日

夏鳥アマサギ=Cattle Egret

6月に淀川右岸に広がる三島江の田圃に夏の渡り鳥アマサギたちが来ていたと聞いていた。
今日は、未明に激しい雨が降り、再び午後から雨との予報。空は曇っている。
こんな日は、アマサギたちがきそうな雰囲気なので、バイクを走らせて三島江へ行った。

広い田圃のあちこちにコサギやアオサギ、ダイサギなどがいるのが見える。
双眼鏡で確かめると、案の定、コサギの群れにアマサギたちがいた。
アマサギは米国でも夏鳥として見られるようだ。

人は、農家の人が遠くに一人いるだけで、他は誰もいない。


1.アマサギたち(手前の2羽と舞い降りているアマサギの足下の1羽はコサギ)


2.アマサギの成鳥


3.嘴の元側と虹彩に婚姻色の赤みが見られる


4.アマサギの若鳥


5.コサギがちょっかいをかけてきたがアマサギは撃退した


6.アマサギがカエルをくわえたところ



7.手前からアオサギ、アマサギ、ツバメ 田圃には他にコサギ、ダイサギ、カルガモがいた


8.こうして伸びた稲の間で姿が見え隠れする


9.近くの田へ移動するアマサギ



10.


11.慣れてきたのか随分近くで休んでいる


12.足下の赤いのはジャンボタニシの卵


途中で、自転車に乗ったカメラマンが後ろを通る。
「何かいますか?」
「えっ、アマサギですか。それにしては他にカメラマンが誰もいませんな?」
「○○県ではいくらもいましたが、高槻で見るのはこれが初めてです」

アマサギはいつ現れるか分からないので、じっと待つ人は少ないのだ。
また、警戒心が強く、慣れるまでは人が近づくと直ぐ飛び去る。
そんなことを話してみた。

野鳥との出会いは、一期一会と思ってよい。
明日があると考えるのは、他の人が餌付けしているのを写し歩いているカメラマンに多い。