2022年3月16日水曜日

エナガの巣作り Long-tailed tit nest building・夏羽のアトリ・スズガモ・ヒヨドリ・ハチジョウツグミなど

  14日~16日に出あった野鳥たち


★★ エナガの巣作り ほぼ完成

 2022.3.16 淀川河川敷 Yodogawa Riv. riverbed

 巣の中に敷く羽毛を運んできて、番のもう一羽が巣からでるところ。巣の材料はコケや草で、クモの巣で接着して球形に作る。よく見ると風で飛ばされない様、上向きの小枝を柱の様に取り込んでいる。利口だ。

 エナガ:Long-tailed Tit 柄長(Enaga)14cm 留鳥 Long-tailed tit nest building


★ 夏羽に換羽したアトリ Summer feather brambling

 アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥

 2022.3.14 淀川河川敷 Yodogawa Riv. riverbed オスの顔は真っ黒になっている。


 メス


★ 数少ないスズガモ

 スズガモ:Greater Scaup 鈴鴨(Suzu-gamo)45cm 冬鳥

 2022.3.15 淀川  Yodogawa Riv. 

 2羽のオスがいた。首から上は緑に発色し、角度によっては濃紺にも見える。背中が白でグレーの網目模様があるのでキンクロハジロと区別がつく。




 左がスズガモ 右がキンクロハジロ

★ ヒヨドリがヤナギの花芽を食う Eating willow female flowers

 ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 鵯(Hiyodoli)28cm 漂鳥

 2022.3.16 淀川河川敷 Yodogawa Riv. riverbed

 葉が出てきたヤナギは、受粉のための雌花を伸ばしていく。それが食料になるのだ。それをヒヨドリたちが食べに来ていた。雌花なのでネバネバする。くちばしの先から喉へ入れるのに苦労している。




★ ハチジョウツグミ

 ハチジョウツグミ:Naumann's Thrush 八丈鶫(Hachijho-tsugumi)24cm 冬鳥

 2022.3.16 淀川河川敷 Yodogawa Riv. riverbed

 ハチジョウツグミはツグミたちとは餌場では縄張りを主張する。


 前がハチジョウツグミで後ろがツグミ この時はなぜかけんかしなかった。

 左がハチジョウツグミ 右がツグミ

 淀川河川敷は渡り鳥にとっても大切な越冬地になっているのだ。河川管理者は淀川河川敷が無残なことになっているのに気づいてほしい。名物のヨシも激減している。


★ オオタカ

 オオタカ:Northern Goshawk 蒼鷹(Ohtaka)♂50cm ♀59cm 留鳥
 
 2022.3.15 淀川河川敷 Yodogawa Riv. riverbed
 淀川にオオタカがいるというと散歩の人たちは大抵驚く。頭の上を、オオタカやハイタカやミサゴが飛んでいるのに興味が無ければ気づかないものなのだ。