空一面にうろこ雲が広がる秋日和で、日中の陽射しは上着なしでも汗かくほどの強さだった。
今日は、旅鳥のムギマキ♂、夏鳥で擬態の名人ヨタカ、夏鳥キビタキ、冬鳥アトリ、また、冬の水鳥ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモたちに出あうことができた。
■■ムギマキ:Mugimaki Flycatcher 麦蒔(Mugi-maki)13cm 旅鳥
麦を蒔く頃に姿を見せる小鳥が名前の由来。キビタキに似るが、頭部に小さな白い眉斑がある。太平洋側ではなかなか見ることが少ない。メスや若鳥も通過する。
同じ場所にいたキビタキの♂ ムギマキとの比較がしやすい様に掲載した。
キビタキ♂:Narcissus Flycatcher 黄鶲(Ki-bitaki)14cm 夏鳥
■■ヨタカ:Jungle Nightjar 夜鷹(Yotaka)29cm 夏鳥
夜行性のタカ目で、日中は木の枝に擬態して休んでいる。そのため見つけにくい。夜になると小さなくちばしながら大きな口を開け、飛びながら空中の昆虫を捕食する。「よだかの星」(宮沢賢治)の鳥がこれだ。石田光史著 野鳥図鑑参照
■■アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥