2022年10月22日土曜日

ムギマキ Mugimaki Flycatcher・ヨタカ Jungle Nightjar・キビタキ・アトリ・冬の水鳥

  空一面にうろこ雲が広がる秋日和で、日中の陽射しは上着なしでも汗かくほどの強さだった。

今日は、旅鳥のムギマキ♂、夏鳥で擬態の名人ヨタカ、夏鳥キビタキ、冬鳥アトリ、また、冬の水鳥ホシハジロ、オナガガモ、ヒドリガモたちに出あうことができた。

■■ムギマキ:Mugimaki Flycatcher 麦蒔(Mugi-maki)13cm 旅鳥

 麦を蒔く頃に姿を見せる小鳥が名前の由来。キビタキに似るが、頭部に小さな白い眉斑がある。太平洋側ではなかなか見ることが少ない。メスや若鳥も通過する。

 ムギマキ♂ 2022.10.22 公園 以下同じ個体















 同じ場所にいたキビタキの♂ ムギマキとの比較がしやすい様に掲載した。

 キビタキ♂:Narcissus Flycatcher 黄鶲(Ki-bitaki)14cm 夏鳥



■■ヨタカ:Jungle Nightjar 夜鷹(Yotaka)29cm 夏鳥

 夜行性のタカ目で、日中は木の枝に擬態して休んでいる。そのため見つけにくい。夜になると小さなくちばしながら大きな口を開け、飛びながら空中の昆虫を捕食する。「よだかの星」(宮沢賢治)の鳥がこれだ。石田光史著 野鳥図鑑参照

 2022.10.22 公園






■■アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥

 冬鳥アトリたちが姿を見せだした。秋ニレの実を食べに来ている。
 2022.10.22 公園 スズメの様に群れで行動する



冬の水鳥たち

 冬の川は一気に賑やかになる。北方からカモらの渡り鳥がやって来て越冬するからだ。

 これはホシハジロたち

 ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロたち