2022年10月25日火曜日

愛すべきノビタキ Loving Common Stonechat・その他

 

 朝方はかなり寒く風が強かった。

 昼前に愛すべきノビタキにあいに淀川右岸の三島江河川敷へ行った。北風に乗って冬鳥たちが続々と来だしたから、ノビタキたちもこの風に乗って南下し出し来春まで再会することができないからだ。愛すべきとは、野原が無くなった今、田畑や河原など人里近くに子連れで立ち寄って渡り鳥の暮らしの一部を見せてくれるからだ。

カメラマンは誰もいなくて、時折、自転車に乗った人が通るぐらいだ。淀川には阪神淡路大震災の教訓を生かし(災害時の)緊急用河川敷道路が大阪湾から京都まで続いている。普段は徒歩か自転車のみを利用できる様にしている。この道を挟んで堤防側と河川公園側をノビタキたちは行き来して、餌の虫を探している。駐車場の直ぐ傍なのでその情報を知っている者たちがよくカメラを持って訪れている。

風強い中、一人で小一時間楽しんで別の所へ移動した。


■■ノビタキ:Common Stonechat 野鶲(No-bitaki)13cm 夏鳥(中部地方以北で繁殖)


 黄色い花はセイタカアワダチソウで、実は外来種の草だ。昔の人はススキや荻などに止まる姿は見ただろうが、こんな光景は見ていない。




 道を挟んで反対側の公園で、餌を探すための止まり木代わりにしている。

 この杭もよく止まるから白いフンで汚れている。冬羽でも黒っぽいから父親ノビタキ。

 石の杭にもよく止まる。私もこの杭に座って様子を観察している。すると、時折直ぐ傍に止まったりする。

 止まり木(代わりの物)から地面の草の中にいる虫を見つける。


 そして、止まり木(代わりの物)に戻って食べる

 親父は貫禄かある。


 バッタを見つけてくわえたところ

 風が強いので羽を広げてバランスをとっている。飛び出しではない。



 ホオジロはノビタキにいらいらしている。

 ヒバリも同じくいらいらしてノビタキを追うこともあった

 同じ場所でチョウゲンボウが風に乗って高く高く旋回した。

 トビもこの風に喜んで出没したが、カラスに追われて苦労していた。