先日、アカハシハジロとアカハジロ(こちらは交雑種の可能性もある)がいる池に行った。どちらも希な冬鳥。それが2種も同じ池に来ているというのは珍しいのではないか。
このアカハシハジロはいったん淀川に入った時から観察に行き、二日後、ここの池に移ってからも一度行っている。今回で三度目の再会になる。
冬の水鳥たちは、ぼちぼち北へ帰郷する準備をする種もいる。いなくなる前にという思いと、アカハジロの夏羽がどの程度になっているか見たいということもあった。
更に、もう一つの理由。それは、先に鳥友がアカハジロが真正面からこちらに向かって飛んでくる直ぐ横で、アカハシハジロがポカンとしながらもやはりこちらへ進んでくる写真を送ってくれた。大前提として2羽がまず最接近していなければならない。だから、なかなかこんな写真は撮れない。それでも、そんな機会があれば撮りたいと思ったからだ。
だが、全く駄目だった。まず、飛んでくれない(笑) 野鳥との間には、一度きりのチャンスという場面がある。それを、撮るチャンスだと捉え、実際に撮った鳥友はやはり侮れないセンスの持ち主だと、その日から一目を置くこととなった。
●アカハシハジロとアカハジロ
ツーショット
●アカハシハジロ:Red-crested Pochard 赤嘴羽白(Akahashi-hajilo)50cm 希な冬鳥