2023年8月3日木曜日

地元のタマシギ親子 Greater Painted Snipe parent and children

 

 10日程前に田んぼの中からタマシギのオスが姿を見せていた。この時は、まだ抱卵中のようであった。巣のある田んぼではエサ不足のようで、大きく飛んで道を挟んだ西側の田にエサを食べに行っては元に戻っている姿を見た。もちろん稲が伸びているので巣は見えない。

それが、3日前に、4羽の子どもを連れて姿を現したと連絡をもらう。それで何とか腰痛を押して昨日の正午前に行って対面してきた。カメラマンは早くもよそから来ていた1人が残っていた。しばらくすると姿を現した。卵から孵ってそれほど経っていない可愛いヒナたちが、お父さんの後をついて回っている。


タマシギ:Greater Painted Snipe 珠鷸(Tamashigi) 24cm 留鳥・漂鳥

 撮影順に掲載

 タマシギの親(オス)と4羽の子どもたち 2023.8.2 田んぼ




 稲のある方にエサはあまりいないようだ


 コンクリートの畔にくっつく小さなタニシを捕っている

 警戒体勢 数羽の子が翼の中に入り1羽がコンクリートと親のお尻の隙間に隠れている

 警戒を解くと畔沿いに歩いて行く

 エサが乏しいのだろう オス親は畦を超えて隣の田んぼに

 稲の近くでエサ食べをしていたが畔を超えられないヒナたちはピーピーと鳴く

 







 安心させると直ぐまた右の田へ


 子どもたちが畦を超えてくるか様子を観ているように見えた


 とりあえず自分の腹を満たしてこどもたちの元へ

 右の子が親のくちばしからタニシを捕ろうとしている


右手前の子はちっちゃなタニシを咥えている 左の子ももらっているようだ

 イクメンのタマシギと可愛い4羽のヒナ軍団

 タマシギは、巣作りはオスとメスで協力する。メスは出来た巣に産卵するとその場を離れる。別のオスを見つけて子孫作りに励む。

メスが産んだ卵を温めて孵すのはオスだけでする。そして、孵ったヒナを育てるのもオス。

育メンはタマシギたちは古くから行っているので、生き物の世界は面白い。