2024年3月24日日曜日

希少冬鳥アカハジロ北帰前 Red-crested Pochard・ウグイスたち Japanese Bush Warbler・他多数

 

 前掲の通り本日も雨で、22日に探鳥したものを抜粋して掲載した。

 アカハシハジロRed-crested Pochard 赤嘴羽白(Akahashi-hajilo)50cm 希な冬鳥

 2024.3.22 大阪高槻市 この日はまだ旅立ってない

 この池にいつもいるわけではないが、この日は、仲のいいホシハジロのメスとオオバンと3羽だけで採餌したり、昼寝したりのんびりと過ごしていた。

 オオバンは寂しいのだろうか アカハジロやホシハジロに寄っていって常に行動を共にしていた






 このホシハジロのメスはアカハジロについて北上するはずだ 交雑種が誕生する


ウグイスJapanese Bush Warbler 鶯(Uguisu)♂16cm♀14cm 留鳥

 先日某紙に坪内念典氏が、江戸時代の服部嵐雪の句「鶯にほうと息する山路かな」を載せて次のように語っているのを読んだ。「この句、鶯のホーに合わせて人がホーの声を出している。しかしながら、鶯のホーと人のホーには大きな違いがある。ホーホケキョと鳴く鶯は、ホーを吸う息、ホケキョを吐く息で出すらしい。人は吐く息で声を出すが、吸う息で声を出すのはむつかしい。」

山に行かなくても、淀川の河川敷でウグイスのさえずりはいくらでも聞けるので、早速この日、「ホーを吸う息、ホケキョを吐く息」で出しているのか観察した。その結果は、さらなる観察が必要となったが、興味のある人は、珍しい野鳥を追うこと以外にも身近な野鳥たちの思いがけない発見がある楽しみ方を味わってみてはいかがだろう。

 2024.3.22 淀川右岸河川敷
 以下多数のウグイスから抜粋した メスも混じっている

 さえずる今の時期はウグイスの姿を見つけやすいが、とにかく動き回るし枝の奥や葉陰で巧みに姿を隠しながら移動するので、撮影はなかなか難しい。









 カワラヒワOriental Greenfinch 河原鶸(Kawala-hiwa)15cm 留鳥

 2024.3.22 淀川右岸河川敷


キジCommon Pheasant 雉(Kiji) ♂81cm ♀58cm 留鳥・国鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷



ダイサギGreat Egret 大鷺(Dai-sagi)80-90cm 留鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷 チュウダイサギだと思われる

チョウゲンボウCommon Kestrel 長元坊(Chogenbow)♂33cm ♀39cm 留鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷 久しぶりの出あいだった

トビBlack Kite 鳶(Tobi)♂59cm♀69cm 留鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷 風に乗って2羽が飛んでいてこの1羽が下りてきた


ホオジロMeadow Bunting 頬白(Hojilo)17cm 留鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷 美声でよくさえずっている

 これはメス 必ず2羽で行動している


 ●交雑種(メジロガモとホシハジロか)虹彩が黄色いのでキンクロハジロも混じっているのか 2024.3.22 淀川

 モズBull-headed Shrike 百舌鳥(Mozu)20cm 留鳥
 2024.3.22 淀川右岸河川敷 上オス♂ 下メス♀ のペア

 アオジBlack-faced Bunting 青鵐(Aoji)16cm 漂鳥

 2024.3.22 淀川右岸河川敷