2024年3月2日土曜日

カワガラス餌運び Brown Dipper carries food for its chicks.

 

 やっばりいち早く卵を孵したカワガラスのベアが、巣の中のヒナのためにせっせと餌運びをしていた。撮影は3月1日(金)。前日の雨で、渓谷を流れる水量も速さも物凄い。この日も、晴れたり、小雨が降ったり、曇ったりとめまぐるしく変わる天気だった。

カワガラスは決してカラスの仲間ではない。主に、水中にいる虫、昆虫の幼虫、小魚などを餌にしている。爪や脚力が強く、この日も急流の中でヒナのためにエサを捕って運んでいた。

渡り鳥の営巣はまだ先だが、留鳥はこれからだ。


カワガラスBrown Dipper 河烏(Kawagarasu)22cm 留鳥

 これはメスだと思う。後で掲載するおでこの白い方がオス。昨年と同じベアだからだ。嘴には複数のエサが見える。流れが穏やかなら、もっといっぱい咥え運ぶ。





 深いところでも餌捕りをする







 入れ替わりに、おでこの白いオスが餌を咥えて来た。


 餌をヒナにやった後、巣から出てきたところ

 次の餌捕りに向かう

 嘴を掻いている 運ぶ虫がつくと痒くなるのかな




 メスも流されることなく前に進んで餌捕りをする