やっばりいち早く卵を孵したカワガラスのベアが、巣の中のヒナのためにせっせと餌運びをしていた。撮影は3月1日(金)。前日の雨で、渓谷を流れる水量も速さも物凄い。この日も、晴れたり、小雨が降ったり、曇ったりとめまぐるしく変わる天気だった。
カワガラスは決してカラスの仲間ではない。主に、水中にいる虫、昆虫の幼虫、小魚などを餌にしている。爪や脚力が強く、この日も急流の中でヒナのためにエサを捕って運んでいた。
渡り鳥の営巣はまだ先だが、留鳥はこれからだ。
●カワガラス:Brown Dipper 河烏(Kawagarasu)22cm 留鳥
これはメスだと思う。後で掲載するおでこの白い方がオス。昨年と同じベアだからだ。嘴には複数のエサが見える。流れが穏やかなら、もっといっぱい咥え運ぶ。