2020年1月15日水曜日

ルリビタキ・カワウ他

嫌われ者のカワウ(川鵜)だが、一時は絶滅しかけたようだ。
江戸時代にはたくさんいて、あちこちでコロニーを作っていた。
高槻の淀川沿いに葭(よし)を保護している広い葭原(よしはら)がある。
そこの名前は『鵜殿』という。
かつては鵜のコロニーだったような名前だ。
今はないが所々に巣作りできるような木が生えていたのだろう。

やがて日本が近代化していくにつれて、都市化が進み糞公害を忌避されるようになる。
コロニーは人の手で次々と破壊され、全国でカワウが激減していく。
それではいかんと保護対象となり少しずつ回復してきた。

因みに鵜飼いで操られる鵜はウミウだ。
カワウは人を警戒してなつかない。
かつての仕打ちが遺伝子に刷り込まれてそうなったのかどうか?

そんなカワウをよく観察してみるとカワウは美しい色の碧眼だ。

1.カワウ Great Cormorant 川鵜(Kawawu)82cm 2020.1.9 大阪府茨木市内


2.顔を囲むような白い羽は繁殖羽で、これが婚姻色


3.雌雄が愛を確かめ合っている



以下は、大阪府高槻市山中でのもの

4.山中のルリビタキ♀ Red-flanked Bluetail 瑠璃鶲(Lulibitaki) 14cm 2020.1.15


5.同じ個体 少しの間遊んでくれた もちろん餌付けされていない


6.この後、奥へ飛んでいった


7.シジュウカラ Japanese Tit 四十雀(Shijuhkala)15cm 2020.1.15 高い木の上で独唱中


8.木の奥に隠れるシロハラ Palc Thrush 白腹(Shirohara) 25cm 2020.1.15


9.ツグミ Dusky Thrush 鶫(Tsugumi)24cm 2020.1.15


10.メジロ Japanese White-eye 目白(Mejilo) 12cm 2020.1.15