2023年3月30日木曜日

河川敷を歩く30日編(巣材のクモの糸を引っ張るエナガなど)Long-tailed tit pulling spider silk to build its Nest

 

 のんびりと一人歩きで楽しいひとときを過ごした。

特に、

エナガが巣材を集めていて、クモの糸を四苦八苦しながら切るところを観察できた

のが至福だった。言い換えれば、エナガの巣(クモの糸・コケなどを材料とする)は弾力性に富み、かつ、頑丈に作られている。中で10羽以上のヒナが孵って動いても大丈夫なのだ。

巣作りから、こんなにも労力を使っているとは、驚きだった。


 クモの糸をちぎるためにぶら下がっているエナガ

 Long-tailed tit pulling spider silk to build its Nest

 2023.3.30 河川敷


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エナガ:Long-tailed Tit 柄長(Enaga)14cm 留鳥

 葉についているクモの巣が見えるだろうか 巣材の発見なのだ

 やがて、もう1羽のペアもやって来た

 下のエナガがクモの糸を引っ張っている

 もがいて引きちぎろうとしている 糸が見えるだろうか

 ここまで伸びたがエナガの体重でもちぎれない

 回転したり

 伸ばしたり

 ぶら下がったり

 飛んで引っ張ったり

 とうとうこの最初の写真の姿勢で、360度回転して引きちぎれた


 コゲラ:Japanese Pygmy Woodpecker 小啄木鳥(Ko-gela)15cm 留鳥

 クモをつまんでいる コンコンと木をつついていた



 自分で食べたのでえさ運びではなかった

 ツグミ:Dusky Thrush 鶫(Tsugumi)24cm 冬鳥

 数は減ったが、まだいるのか北上途中の個体なのか不明



 モズ:Bull-headed Shrike 百舌鳥(Mozu)20cm 留鳥

 モズもペアになりだした



 イソシギ:Common Sandpiper 磯鷸(Iso-shigi)20cm 留鳥




 セグロセキレイ:Japanese Wagtail 背黒鶺鴒(Segulo-sekilei)21cm 留鳥

 さえずっている セグロセキレイのさえずりを初めて聞いた


 ダイサギ:Great Egret 大鷺(Dai-sagi)80-90cm 留鳥

 飾り羽が大分伸びてきた



 コサギ:Little Egret 小鷺(Ko-sagi)61cm 留鳥

 やはり飾り羽が伸びている


 オカヨシガモ:Gadwall 丘葭鴨(Okayohi-gamo)50cm 冬鳥

 この辺の淀川にはオオバンとオカヨシガモが目立って残っている