久しぶりに本来の探鳥をして歩いた。ここに掲載したものは全て2023.3.15 淀川河川敷で撮影したもの。
淀川河川敷は、柳の葉が伸び出し今まで殺風景だった冬景色に、新緑の瑞々しい賑わいがすっかり季節の移り変わりを見せている。ウグイスやホオジロたちの囀る声も心地よい。
冬鳥たちも、そろそろ旅立ちの準備に入り、すでに移動していった種もある。
そして、留鳥たちの産卵準備も始まりつつある。先だって掲載したカワガラスの巣立ちを皮切りに、シジュウカラやエナガやコゲラなどは巣作りに専念していて、混群は見られない。
そのような野鳥たちの営みを、暖かく見守りながら観察するのも、本来の鳥見だと思うのだが、ともすると、珍しい野鳥を追いかける者が増えている。そのため、目立った野鳥が来たと広まったときだけ、河川敷が俄に賑やかになる。
●冬の渡り鳥「タヒバリ」Buff-bellied pipit 田雲雀(Ta-hibali)16cm
地味だが、日本以外の地域から冬季に渡ってくる小鳥、彼らももうすぐ繁殖地へ帰る
●カシラダカ:Rustik Bunting 頭高(kashiladaka)15cm 冬鳥
今日は花咲くユキヤナギに止まってくれた。二度とないだろう。
●ジョウビタキ:Daurian Redstart 尉鶲(Jyoh-bitaki)14cm 冬鳥
オスが柳の枝に止まって旅立つ前の姿を目に焼き付けてくれた。
●ツグミ:Dusky Thrush 鶫(Tsugumi)24cm 冬鳥
以下は留鳥
●カワラヒワ
●ハイタカ
●ホオジロ オスが囀っている
●モズ たくさん出没して、オスがメスを追っている
●イソシギ
●ウグイス オスがさえずっている
●エナガ 巣作りで今は内部を仕上げている オスとメスが羽毛などを運んでいる
他の鳥の羽をくわえて運んできた
以下は水鳥 水鳥のほとんどが冬の渡り鳥
キンクロハジロの集団は、まだ淀川にいる