平地では田植えが始まった。山間部より1ヶ月遅い。どの田にも水が張られているが、まだ、トラクターで泥をかき混ぜているところも多い。今日はそんな田を見て回った。
ある田で、トラクターが動き回っている上で、ケリのつがいが例のけたたましい鳴き声を出して飛び回っていた。えっ、ヒナがいるのではとピンとくる。
よく見ると、コンクリートの畦のそばで4羽の(やや大きくなっている)ヒナが右往左往している。直ぐ、カメラを出した。
■■ケリのヒナは大ピンチ
chicks of Grey-headed Lapwing
2羽ずつで4羽が右往左往
2023.6.9 淀川右岸の田んぼ
ヒナのいる田んぼで大きなトラクターが田ならしをしている
やっと1羽のヒナが泥の山に足をかけた 親は向こうの田の上を飛んで鳴き叫んでいる
畦を乗り越えようとする
みごと乗り越えた それを見ていたもう一羽が悟ったようだ
同じように泥山に足をかけ 乗り越えた
この2羽は隣の田を横切って更に向こうの畦を歩いている
残る2羽のうちこの1羽は恐怖で鳴いている 畦にあたる波の後はこの子の頭の高さ
残る2羽のうち1羽も畦を超え2つ向こうの田へ 3羽が見える
残る1羽もなんとか畦を超えた 親1羽とヒナ4羽、無事に恐怖から脱出した
■■ツバメの幼鳥たちグループ
巣立ちして日がたった幼鳥たちが10数羽ほど集まって行動していた
2023.6.9 淀川右岸の田んぼ Young Barn Swallows
虫取りも飛翔もなかなか上手くなっている
ここには幼鳥たちしかいない 若者集団なのだ
ちゃんとこっちを見ながら飛んでいる
速い速い 幼鳥だからとなめてはいけない
ただ、疲れやすいのはやっぱり幼鳥なのだ 渡りの体力はもっとつけないと!
何かのきっかけでまた餌捕りに飛ぶ
■■ムクドリの親子
chicks of White-cheeked Starling
2023.6.9 淀川右岸の田んぼ 甘えて餌ねだり
子どもどうしで自分でも餌探しする
親が様子を見に来るとまた甘える いい加減にしなさいと言ってるように見える
向こうにいる子の方へ飛んでいく やっぱりまだ心配なんだな