2023年7月6日木曜日

コサギがオイカワを捕る・シロエリオオハム17日目・天の川のこと


 枚方河川敷の天の川(天野川) 河口にササゴイ(夏鳥)が来て、婚姻色になったオイカワ(魚)を捕る。この色合いが絵になるので毎年楽しみにしている人も多い。ただ、今の時期、出現率が低い。

 代わりにコサギたちがオイカワを食べている(笑)

 ところで、明日は「七夕」。 空の「天の川」を挟んで織姫と彦星が年に一回会えるという何とももの悲しい物語の日。地上の「天の川」は日本各地にあるが、ここ枚方の天の川が地上では最も古い。それは、中段で紹介する。


 色付いたオイカワ♂を捕ったコサギ 2023.7.6 天野川





「七夕伝説と枚方市」より引用

「天野川流域の枚方市と交野市の一帯は、かつて「交野ヶ原」と呼ばれ、桜の名所として、また平安貴族の狩り場として知られていました。当時の貴族は、天野川の川砂が白く光って見えることから、天上の天の川になぞらえ、「七夕」を題材にした数多くの歌が詠まれました。「伊勢物語」には「狩り暮らし棚機津女(たなばたつめ)に宿借らむ、天の河原に我は来にけり」と、在原業平がこの地を訪れた際に詠んだ歌が収められています。また、「七夕」にまつわる地名や名所が数々見られます。」


「七夕伝説発祥の由来と七夕関連行事のご紹介」より引用

「平安時代に「交野が原」と呼ばれていた現在の枚方市・交野市における「七夕伝説発祥の地」の由来は、この地に住んだ渡来人たちにより、機織や養蚕の技術とともに様々な大陸文化や故郷に伝わる七夕伝説が語り継がれ、交野ヶ原を「地上での七夕の地」として位置付け、古くからある地名を七夕に因んだ地名に変えたり、またふさわしい新たな名所を作り名付けていったのであろうと考えられている。
この辺りは甘くおいしいお米が実る事から甘野(あまの)と呼ばれ、そこに流れる川は甘野川(あまのがわ)と呼ばれていたが、清流が太陽に照らされて川床の小石が銀河のようにキラキラと輝いて見えたことから宇宙の銀河にたとえ、七夕にゆかりのある「天野川」(天の川)と名付けられた。(貝原益軒『南遊紀行』より)」

「天の川が淀川と合流する直前には、七夕の夜 鵲(かささぎという鳥)が翼を連ねて橋を架け、二人を逢わせることに由来した「かささぎ橋」、さらに少し離れて織姫・彦星のイルミネーションで飾られ、天の港に由来する「天津橋」などがある。」

いずれも
「枚方市HP」で調べられる


 シロエリオオハム17日目 2023.7.6 撮影