8月25日にタマシギ♀を紹介した。その時、近くの丈の高い草むらにオスがおり、その場から4日もほとんど動かず、やがてメスは抜けて行った。そのことから、抱卵を予想して、ヒナの誕生を楽しみにしていたが、9月8日にこの休耕田に耕運機が入った。そして、オスが姿を見せ、卵も巣も跡かたなく消えた。悲惨だがいかんとも仕方がない。産卵、子育てするには遅すぎた感がある。休耕田が激減したので、田植えの時期に田を選んで巣作りするのが一般的だといえる。益々、野鳥たちには生きにくい環境になってきた。
写真はノートリミング(メスのとき同様直ぐ近くだった)
●タマシギ:Greater Painted Snipe 珠鷸(Tamashigi) 24cm 留鳥・漂鳥
オス♂ 2025.9.8 地元休耕田