2020年10月2日金曜日

ノビタキ・サンコウチョウ・エゾビタキ・キビタキ・他

昨夜の満月は見事な中秋の月だったが、更に今日は雲が全くない久しぶりの晴天だった。

今日の野鳥と、「ヤマガラとエゴノキの実」は明日にでも掲載し、この掲載は昨日1日の野鳥たちを。野鳥たちは同じ種でも、出あったシチュエーションで常に表情が異なる。ぶらぶらと歩きながら、その躍動する命との出会いに、いつも胸躍らせている。


◆◆ 夏鳥ノビタキ 2020.10.1 淀川右岸 10羽ほどいた


河川敷の野原で草が刈られた後に伸びたつる草の低い茎に止まって餌を探している

見つけると直ぐに身を翻して飛び出す

少しでも高いところであれば、枯れ草の茎でも立派な止まり木にする

セイタカアワダチソウが黄色い花を咲かせるまでは淀川で逗留する。


◆◆ 夏鳥サンコウチョウ 2020.10.1 淀川左岸

夏の渡り鳥ノビタキは、春にやって来ても淀川を通過して日本の北の方へ進み営巣する。

夏鳥サンコウチョウは、淀川の右岸側・左岸側の山で営巣する。


ノビタキは次々と南下して来るが、サンコウチョウはこの辺の山から下りてくるのでここらで逗留する個体数が限られ、彼らが移動するとノビタキほど長く見られない。

餌となるチョウや蛾などをフライングキャッチする 山でも同じ

その動きは素早い

◆◆ 旅鳥エゾビタキ 2020.10.1 淀川左岸

エゾビタキは日本では営巣せず、南国から春にやって来て日本より以北で営巣。そして今、若鳥を連れて南国へ向けてゆっくりと日本を南下している。



◆◆ 夏鳥キビタキ♂ 2020.10.1 淀川左岸

キビタキはサンコウチョウやオオルリ同様に近辺の山で営巣する。



◆◆ 夏鳥コサメビタキ 2020.10.1 淀川左岸

コサメビタキはキビタキ同様近辺の山で営巣する。



◆◆ 夏鳥ムシクイ 2020.10.1 淀川左岸

ムシクイは近辺の山で営巣する種と、北日本で営巣する種がある。



◆◆ 留鳥モズ 2020.10.1 淀川左岸

モズは秋の高鳴きといって、餌の昆虫が少なくなる厳しい冬を前にして縄張りを主張しあう。秋の高鳴きはオスもメスもする。