ヤマガラは人懐こいし利口な小鳥のようだ。
秋になるとエゴノキから緑色のサクランボウみたいな果実がぶら下がる。ヤマガラたちにとっては、この実に目がないようだ。取りに来ては離れた木に柄のついた実を運んで食べてはまた来ると言うふうに何度も繰り返す。
ところが、エゴの果肉は苦くてとても食べられる代物ではない。本当に果肉を食べているのだろうか。2020年9月26日に観察したものを掲載してみた。
★★★ 観察したエゴノキのそばに生えている別の木で果実を処理する個体もいた
種子は嘴でつついて中身を食べるのだが
★★★ 果実の取り方
彼らは大半の時間を食の調達に割いている。他は水飲み水浴びなど。いずれも、その時が敵に襲われる危険性が最も高い。常に、キョロキョロしながら暮らしている姿をみると、間違っても鳥のようになりたいなどとは思わない。人として生まれたことがいかに幸せかを実感する。