2022年6月1日水曜日

ヒナたち(コサメビタキ・カイツブリ・ツバメ・ヤマガラ)・サンコウチョウ・オオルリ・ソウシチョウ・その他

 早いもので、6月になった。淀川河川敷周辺の田には水が張られ、苗代から取り出された苗が田植えされ、野鳥たちも暮らしの節目に気づいている。大雨や洪水は勘弁してほしい。

さて、しばらくブログ更新ができなかった分、今日は5月29日~6月1日までのものを抜粋して掲載するが、やや量が多くなってしまった。


コサメビタキのヒナたち

コサメビタキ:Asian Brown Flycatcher 小鮫鶲(Kosame-bitaki)13cm 夏鳥

 2022.6.1 淀川左岸側の山中 青虫をヒナにやっている


 そこへもう一羽の親がシジミチョウを獲ってやって来てヒナに与えている

 2羽の親とヒナが一家で写っている。巣は高くヒナの顔がよく見えない。

 左の親が離れるとき1羽のヒナの顔が見えた。右の親はこちらを見ている。

◆ カイツブリのヒナたち

カイツブリ:Little Grebe 鳰(Kaitsubuli)26cm 留鳥

 2022.6.1 池 ヒナは4羽孵った


 地元の人が通りすがら、長いこと卵を抱いていたけどやっと孵ったのですねと喜んでおられた。

 親が魚を捕ってきてヒナにやる。魚の大きさもちゃんと考えている。

 この魚はやや大きいのか、咥えてもなかなか飲み込めない。

 次々と魚を捕ってくる親

 ここが巣だったところ


◆ チョウゲンボウの一番子

チョウゲンボウ:Common Kestrel 長元坊(Chogenbow)♂33cm ♀39cm 留鳥

 2022.5.31 淀川河川敷 昨日やっと1羽が巣立った。

 翼を動かすがなかなかここから飛ばない

 親がときどき様子を見に来る

 今日は、2番子が出たが再び巣へ戻った様だ。


◆ ツバメの子

ツバメ:Barn Swallow 燕(Tsubahme)17cm 夏鳥

 2022.5.30 川の傍の木 民家の軒下の巣から巣立ったツバメの子達。

 親は幼鳥の喉奥までえさを入れてやる。えさ渡しは瞬間でする。

 親が来ると、腹を減らした子は身を乗り出してアピールする

 そして、フライングして飛び出し空中でえさをもらう。こうして飛行訓練がなされる。

 遅れた子にも親は目を配る。右下に親が来ている。


 別の枝にいた子ども達

 一羽飛んできて4羽になった


◆ サンコウチョウ

サンコウチョウ:Japanese Paradise Flycatcher 三光鳥(Sankochyo) ♂45cm ♀18cm 夏鳥

 2022.6.1 淀川左岸側の山中




◆ オオルリ

オオルリ: Blue-and-white Flycatcher 大瑠璃(Ohluli)17cm 夏鳥

 2022.6.1 淀川左岸側の山中 逆光なのでもう一つ

 えさをヒナに運んでいる

◆ ソウシチョウ

ソウシチョウ:Red-billed Leiothrix 相思鳥(soushichou)15cm 留鳥・漂鳥

 2022.6.1 淀川左岸側の山中

 2羽いるので番だろう

 近くに巣がある様だ。


 えさを咥えている。警戒して巣へは運ばない。

◆ 巣立ちしたヤマガラのヒナ

ヤマガラ:Varied Tit 山雀(Yamagala)14cm 留鳥

 2022.5.29 淀川右岸側の山

 上がヤマガラの親 下がヒナ(シジュウカラのヒナに似てる)

 親からえさをもらっている。

◆ スズメの親

スズメ:Eurasian Tree Sparrow 雀(Suzuhme)15cm 留鳥

 2022.5.30 淀川河川敷 ヒナのために幼虫を捕っている


◆ イソヒヨドリ

イソヒヨドリ:Blue Rock Thrush 磯鵯(Iso-Hiyodoli)25cm 留鳥

 2022.5.30 淀川河川敷 草につく幼虫を捕って上がってきた♂

 

 どうも巣立ったヒナを探している風だった

 背中姿も綺麗