-------------------------------------
ヨシガモは冬の渡り鳥で、日本へは結構早く渡って来ている。
だが、オスの冬鳥カモたちは渡ってくるときには、メスと同じように地味な羽色をしている。
そのため、換羽が進んでオス色の特徴が出てくると、人間たちも気がついて、やっとオスがやって来たと思うようだ。
では、冬鳥のカモたちのオスは何故冬に華やかな羽色になるのか。
それは、カモたちは冬の間に相手を見つけるからだそうだ。
オスはメスに気に入ってもらわなければならない。
そして、春にもどるときには、渡りに時間がかかるので、現地に着くと直ぐに巣作りをして、子育てをする必要があるからだといわれている。。
ヨシガモのオスも、良き相手を見つけるために美しく変身したのである。
ヨシガモ:Falcated Duck 葭鴨(Yoshigamo) 冬の渡り鳥 カモ科マガモ属 全長43cmほど
2019.12.1 右岸疎水でオス4羽撮影 古墳堀でオス1羽撮影
1.ヨシガモ♂ 1~4は同じ個体 直ぐ近くで羽繕いをしてくれた
2.
3.
4.
[動画] ヨシガモの羽繕い (全画面にして見ると美しさがよくわかる)
同じ疎水に別の3羽 11月8日掲載の「換羽中のヨシガモ」がこのように変身した。
5.
6.
7.
8.こんな姿も面白い 頭がナポレオン帽子みたいなのがよくわかる
9.こちらは古墳の堀にいる1羽
10.羽ばたきを見せてくれる
11. 日光の当たる角度で羽も色合いが変わる
12.えさ捕りの逆立ち
鳥たちの世界もメスを見つけるにはなかなか大変で苦労をしている。
物の本によると、鳥のメスはよく浮気をするらしい。
人間界でも、女の手をしっかり握って道行く男を時々見かけるが・・・