2020年3月31日火曜日

ノビタキ♂来る

ノビタキは中部以北ではツバメのように夏鳥だ。

だが、ここらでは、旅鳥のように春と秋に通過する野鳥。
秋は若鳥を連れているので長く逗留するが冬羽に変わっている。
春は慌ただしく繁殖地へ行くので1日ほどの滞在だが、夏羽でオスの顔は真っ黒。
その黒い顔のオスが来た。

1.ノビタキ♂ 2020.3.31 淀川左岸河川敷 Common Stonechat 野鶲(Nobitaki)13cm

2.エサの虫を探す

3.淀川の水を飲んでいる 可愛いなぁ

4.

5.背景の紫色はナヨクサフジという河川敷に春に咲く雑草

6. 淀川を背景にひとときの休憩と栄養の補給 まだ北へ行かなければならないのだ

7.向こうへ飛び出す

8.草地で虫を追う

9.虫を見つけたようだ

10.飛んだ

11.翼を広げると美しいなぁ

12.器用な止まり方をする

13.風に揺られても上手くバランスを取る

大声で声をかけてくれたTさん、ありがとうございます。
ラッキーだったなぁ。

2020年3月30日月曜日

右岸河川敷のアリスイ・オオジュリン他

昨日掲載したのは、左岸の枚方河川敷で出あったアリスイだった。
ところが、今日右岸の三島江河川敷で続けてアリスイに出あった。

三島江河川敷は野鳥たちにとっては無残な事になっている。
オオタカやハイタカあるいはノスリが止まっていた林が全部伐採され、ずっと切り株だけが広がる荒れ地になっていて、春なのでやっと少し草が生えだしてきた。そこを、今日少し歩いてみた。
ところどころツグミやホオジロが見られるだけで、その上を虫を捕るツバメが飛んでいる。ときおり、キジが鳴く声が聞こえる。ホロ打ちをしているのだ。また、大きな翼を広げてトビが低くまで降りてきる。頭上をゆっくり通るときにはさすがに緊張する。
そんな中、一羽の鳥が向こうから低空飛翔してノイバラの茂みに入った。
アリスイだ。

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1.アリスイ 2020.3.30 三島江河川敷

2.同上のアリスイ 写真1の場所から更に移動 木がないのでこんな所に止まっている

アリスイが飛んできたのは、年配者(先生か)と学生風の研究調査をしている二人が歩いていたからだとわかった。

工事のダンプがときおり通り、そのたびに小鳥たちは道から離れて動く。

3.ホオジロ 2020.3.30 かろうじての止まり木

少ないヨシからカサカサ音が聞こえると、それはほぼオオジュリンがえさ捕りをしている。

4.オオジュリン 2020.3.30

5.オオジュリン 2020.3.30

6.オオジュリン 2020.3.30 ヨシの茎をむしって中の虫を探す

7.同上のオオジュリン 見つけた虫を嘴でくわえている

8.ジョウビタキ♀ 2020.3.30

9.カンムリカイツブリ 2020.3.30 淀川 顔の毛がライオンのたてがみのように変化


さて、右岸の安威川や芥川、また街中の疎水の横にはどこも桜が咲いている。
今回の新型コロナウイルスのことがなかったら、桜の開花が人々のこころをどれほど和ましてくれるかと思うと、残念でならない。

10.川沿いの桜、雪柳、椿など 2020.3.30

11.ヒドリガモ 2020.3.30 右岸の池

12.川沿いの桜 2020.3.30

13.スミレ 2020.3.30 山の草陰でまだ咲いていた

生憎の曇りで、パラパラと雨も降るもう一つの天気だった。
帰路、新幹線を超えて芥川堤防右岸をバイクで走っていると、突然、キジ♂が小走りで前を横断する。ブレーキをかけたが轢きそうになる。その寸前、キジは飛んでお互い無事だった。キジもこれから頻繁に姿を見せる季節だ。
明日も曇るそうだ。

2020年3月29日日曜日

アリスイ・キンクロハジロたちの北帰郷か・ツバメ

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今日も、極力人を避け独りぶらりぶらり・・・

1.アリスイ 2020.3.29 枚方河川敷 長い舌を木に入れ虫を食べている

アリスイは「蟻吸」で Eurasian Wryneck 18cm 漂鳥
キツツキ科で、長い舌で蟻を捕まえて食べることから蟻吸。ここらでは冬季に見られる。
枯れ草などがある地面にもいたが、撮影してもわかりにくくそれは掲載しなかった。

2.同上のアリスイ

3.同上のアリスイの顔 嘴の下の羽毛がよく見える

4. 同上のアリスイが飛ぶ 実にすばしっこい


昨日、キンクロハジロの群れが淀川上空を旋回しながら大群になり、ここを離れていった。

5.冬鳥キンクロハジロたち 2020.3.28 淀川上空 上流へ群れが飛ぶ

5.次々と下から群れに加わって大群になる

6. 枚方大橋の手前で旋回し下流へ この他にもう一つの群れも集まっていた

7.写真6の先頭 5羽が先導している 今日はキンクロハジロたちがいなかったのでカムチャッカ半島やシベリアに向けて移動を始めたのかも知れない。

淀川では、オオバンやヒドリガモたちは今日まだ見られた。
だが、台湾やフィリピンから繁殖地の大阪にもどってきたツバメたちが飛び交っている。
イワツバメやコチドリなどの夏鳥たちは、もっと早くに帰ってきている。

8.ツバメ 2020.3.29

9.ツバメ 2020.3.29

10.ツバメ 2020.3.29

2020年3月27日金曜日

白オシドリ・タウナギとアオサギ・トビvsカラス他

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大阪も今週末不要不急の外出を控えるよう要請が出た。
ウォーキングを兼ねた野鳥観察撮影をしているが、極力人がいない場所に行っている。
例えば、旅鳥ヤツガシラが一週間滞在した大阪城公園へは、我慢して行かなかった。
さて、土日はどうしたものか。
今日のように雨で一日中屋内にいると、体調がおかしくなってくる。
野鳥を探すゾーンへはバイクか車を運転していくので、町中を歩くより感染リスクはうんと低いのだが・・・

以下掲載は、昨日の野鳥たちとの出会いのもの。

1.トビがカラスに追われる 2020.3.26 背景は北摂の山
複数のカラスに追いかけられ、淀川水面すれすれまで急降下して急上昇しているところ。
この一羽のカラスがしつこく追尾している。

2.同上の続き
この後、カラスも追うのを止めトビは再び悠々と離れていった。

3.白いオシドリ 2020.3.26 たくさんのオシドリたちがまだいる

4.白いオシドリと普通に見るオシドリ 2020.3.26
左手前のメスとペアになっているようだ。

5.白いオシドリと普通のオシドリたち 2020.3.26

6.逃げ飛ぶオシドリたち 2020.3.26
何かに驚いた左方向のオシドリたちが慌てて飛び、次々に連鎖していく。
オシドリはオスがあまりにも目立つ色なので非常に臆病なのだ。

7.オシドリの番 2020.3.26 オシドリのメスも他のカモのメスよりユニークな色合いだ


8.タウナギを捕まえたアオサギ 2020.3.26

9.タウナギの頭をしっかり咥えている

10.ぬめりをとるのか水につけて洗う


11.著莪(シャガ)の花 2020.3.26 もう咲いていた

12.シャガの花は群生している 2020.3.26

13.モズ♂ 2020.3.26 モズたちも番ができていく

14.モズ♀ 2020.3.26 この中へ入っていった 巣があるのかもしれない

15.シロハラ 2020.3.26 可愛いポーズをとっているが実はこちらを警戒している

16.ヒヨドリ 2020.3.26 ほとんど見向きもされないがよく見ると可愛いし賢い

17.キレンジャク 2020.3.26 日没前だったが鳴き声でわかる

OM-D E-M1 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO+Teleconverter MC-20

野鳥観察と撮影があるから毎日歩けている。
なにしろ、近くでも直ぐ自転車に乗る悪しき習慣から抜け出せないもんだから。