今日最後に巣立ちしたばかりの雛も見られた。
先に巣立っている雛は、巣から離れた岩場で親鳥がエサを運んでくるのを待つ。
待っている間に腹が減って辛抱できなくなると、自分で動き回って少しずつエサを探し出す。水に入るようにもなる。
1.カワガラスのひな 2020.3.18撮影 親鳥から餌をもらおうとしている
2.この時は向こう側での餌渡しになってしまった。
3.親が来ると口を開け、尾羽を立てて広げ団扇のようにふり、翼を広げて鳴く。
4.もう一羽の親も餌を持ってくる。
5.今度は受け渡しの様子が見られた。
6.ここでは、親が大きな声で鳴きながら必死で雛を探していた。
7.鳴けども鳴けども雛からの応答はない。でも、そこら中を探しているのだ。
後でわかったのだが、ここにいた雛はカラスに襲われ命を落とした。
巣立ちは、外界に出るといういうことだ。
常に危険なことにさらされる。
親は、いつまでも探していられない。他の雛のためにえさ捕りをしなければならない。
つらいだろうが、どこかで悟るのだろう。
やがて、あきらめて、飛び去った。
8.最後に巣立ちした雛 無事に育ってほしいものだ。
OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm