2020年3月4日水曜日

婚姻色のアオサギ

留鳥たちが季節ごとに見せる姿は、案外見過ごされている。
特に、身近でよく目につく鳥ほどそうである。

留鳥たちの早春の今は、巣作りにとりかかり、産卵をはじめる頃。
先日掲載したエナガの巣材(クモの糸)集めもそう。

アオサギたちも同様であって、婚姻色の嘴は殊の外、赤く発色して冠羽はたっている。

アオサギ:Grey Heron 蒼鷺(Aosagi)93cm


1.アオサギの番 2020.3.2撮影 オスが咥えてきた枝をメスが受け取って巣を作る


2.子孫を残すための営みが見られる
OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm

人間と変わらぬ感情の動きが命の中で繰り返されている。
むしろ、野生で生きる厳しさゆえに我々よりも複雑であるかも知れない。