2020年5月5日火曜日

子育てで苦労する親鳥たち

5月5日子どもの日。
新学年とは名ばかりの子どもたち、家の中ではさぞ親たちも大変だろう。
子で苦労するのは人間だけではない。野鳥たちも同じ。
野鳥は自立するまではすべて親鳥から学ぶ。

Bull-headed Shrike 百舌(Mozu)20cm
1.モズのヒナ 2020.5.4 巣立ちしたが餌をくれと泣き叫ぶ

2.モズの子 親の前まで飛んで行ったヒナ 親は顔を背けるが目で子を見てる

3.突然、子が後ろを向いた

4.親が一声出す おっ、ようやく自分でエサを捕る気になったか

5.こうして少しずつ自立させていく

6.左が親モズ 右が写真1のヒナ

7.親がエサを捕ってきて渡した 親は右の葉の向こうにいる

8.虫を捕ったモズ 2020.5.5

9.子を呼んでるのか虫を足で押さえしきりに鳴く


10.スズメのヒナ 2020.5.4

11.親スズメがエサを持ってくるのを待つヒナ2羽

12.エサを運ぶ親スズメ エサ渡しは葉の向こうでしたので見えない


13.エサを巣に運ぶシジュウカラ 2020.5.3 巣の中でヒナはかえっている

14.エサをやってヒナのフンを咥えて遠くに捨てる親

15.シジュウカラは巣を樹洞に作る 別の巣の親鳥 青虫を巣に運ぶ

16.ムクドリの親♂ 2020.5.5 かえったヒナのためにミミズをいっぱい咥えている

17.ムクドリの親♀


18.カラスのヒナたち 2020.5.3

19.一番大きなヒナがしきりに飛ぶ練習をしている

20.カラスのヒナも口元が黄色い

しばらく時間をおいて見てみると、2羽が巣立っていた。

21.ケリのヒナ 2020.5.4 3羽のうちの1羽 自分で採餌する

22.ケリのヒナと見張る親♀ オス親はカラスを見張る


23.野生の藤の花 2020.5.5 藤は他の木に巻き付いて自分を生かす


24.河原に咲くナヨクサフジ 2020.5.4 外来種でここ数年爆発的に増えている

25.ムラサキツメクサ 河原ではシロツメクサに代わって盛りだ

26.ずいぶん髭が長い昆虫がいた

しかし、人の子は親だけでなくどんな大人と出会うかによって、心のありようが全く違ってくる。教育とは知識を増やし学力を高めるだけのものではない。
先日、「ブランカとギター弾き」の映画を観て改めてそう思った。
差別やヘイトスピーチは悪いことだといいながら、貧困層の上に成り立って富裕層がいる。それは一国内でも、国の間でも同じ。
資本主義や共産主義いずれの国でもこの社会構造は、程度の違いこそあれ長い歴史を経た今も何ら変わっていない。人類の悍ましい課題なのだ。