2023年4月5日水曜日

キジ♂♀ Common Pheasant ホロ打ち・アトリ夏羽・ウグイス鳴く・他

 

 春のキジ 大声で鳴きながらホロ打ちをしてメスの獲得と縄張り宣言をする

 キジ:Common Pheasant 雉(Kiji) ♂81cm ♀58cm 留鳥・国鳥

 2023.4.5 淀川右岸河川敷 ホロ打ち


 オスとメス



 別のオス ホロ打ち


 別の場所でオス2羽のバトル

 負けて退散するオス

 首を伸ばして辺りをうかがいながらホロ打ちの準備に入る


*************** ちょっと一息 <過去記事から > ******************

第4回目は

 嘴がとても長いホウロクシギ 2016/04/21 三島江河川敷 ]

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 残っているアトリは夏羽になり オスは黒がはっきり出ている

 アトリ:Brambling 花鶏(Atoli)16cm 冬鳥

 2023.4.5 淀川右岸河川敷 木から下りて、セイヨウカラシナを食べている




 あちこちに小群に分かれていた かなりの数が残っている



 あちこちでウグイスがさえずる声が聞こえる。この時期の河川敷ならではの光景

 ウグイス:Japanese Bush Warbler 鶯(Uguisu)♂16cm♀14cm 留鳥

 2023.4.5 淀川右岸河川敷 鳴き比べの様にどこからかさえずりが聞こえたら、より高い場所へ移動して、負けじと声を張り上げている


 別個体 くちばしの開き具合で対抗心や本気度が見て取れる

 シメ:Hawfinch 鴲(Shime)19m 冬鳥

 2023.4.5 淀川右岸河川敷 冬鳥シメがまだいた


 キジバト:Oriental Turtle Dove 雉鳩(Kjibato)33cm 留鳥

 2023.4.5 淀川右岸河川敷 羨ましいほどに仲が良い 人なら恋人同士というところ


今日の出来事を忘れない様少し記録したい。

帰宅しようと土手に戻ると、セイヨウカラシナの下に咲くタンポポを摘んでいる若い女性がいた。

傍にバイクがあるので、カメラやリュックなどをしまおうとしていると、その女性が立ち上がって目が合った。

大きな瞳でにっこり微笑むので、黙っているのもばつが悪く、「タンポポはウサギの餌なの?」と話しかけた。

「えっ? わたしにほんごよくわからない。ちゅうごく、わたしちゅうごく」

「台湾から? 大陸から?」

などと聞くが、なかなか通じない。

結局、中華人民共和国から、3年前に仕事(研修生として?)にきて、よく知る大きな工場で働いているらしい。今日は休みでここに来たらしい。何でも、タンポポの葉は美味しいし健康にいいので自分たちが食べるために摘んでいたらしい。

少し離れた所に袋にいっぱいタンポポを入れた友だちがいた。

ウサギの餌かと聞いた自分を恥じる。言葉が通じなくてよかったとも思った。

国には両親と夫と子どもなど家族がいる。どうも仕送りをしているふうだから都市部に住んでいるのではなさそうだった。とても明るく感じの良い人だが、英語が通じないし、中国の貧富の格差がみてとれる。家族と離れる出稼ぎを、それも女性にさせている現状に違和感を覚えた。

彼女は実年齢より若く見えたが、私を20歳近く若く見ていたので実年齢を言ったら驚いて、中国ではたいてい腰の曲がったおじいさんの歳だとしきりに感心していた。今日撮ったカメラの写真を見せると、綺麗、わぁ凄いとスマホの動画で次々撮って友だちに見せるんだと、まるで少女の様。

それでは、お礼にとポケットから、のどにスッキリフルーツアソート飴を2つ出してあげると、友だちとすぐに頬張って、美味しい美味しいと言ってくれた。

別れ際に友だちと、おじさんありがとうとずっと手を振ってくれた。