2019年10月5日土曜日

三島江河川敷の野鳥たち ノビタキ・コサメビタキ・ウグイス他

三島江河川敷を歩く。

出あって掲載するのは、夏鳥ノビタキ(ここでは通過地)・夏鳥コサメビタキ(山から下りてまもなく渡る)・留鳥ウグイス・留鳥エナガ・留鳥コゲラ・留鳥シジュウカラ・留鳥モズ(一部漂鳥)

■ノビタキとの出あい

9月21日に、いち早く三島江河川敷の土手でエサをとるノビタキを紹介したが、今回は真正の河川敷内。
大通りを歩いているとアリスイの鳴き声がする。淀川へ出る脇道へ入ると、離れたところでもう一羽の鳴き声。縄張り争いをしているのか。その声を追い視界の開くところに出ると、なんと、眼前にノビタキ1羽がいた。冬羽でも頭が黒っぽい。


1.ノビタキ♂ 13cmほど 三島江河川敷


2.同上


3.同上

アリスイは飛んで行ってしまった。草深くて後を追えない。


■コサメビタキとの出あい

大通りの大きい林に沿って探鳥していく。相変わらずヒヨドリが鳴く。
ヒタキの鳴き声(ヒィーヒィーの高い声とカッカッの低い声を1羽で出す)がする。
キビタキかと思ったが少し離れた場所でも別のが鳴く。
ひょっとしたら冬鳥ジョウビタキのつがいが到着したか?と随分探すが全く見つからない。
そのとき、この林で1羽のコサメビタキに出あう。

4.コサメビタキ背中 13cmほど 三島江河川敷大きい林


5.同上


6. 同上


7.同上


8.同上


9.同上


10.同上


他の小鳥も、この大きい林で出会う。

ウグイスは、今、チャッチャッと大きい地鳴きをしている。しかし、草むらや茂みの中なので上を見てもまず見つからない。草むらをじっと観察して葉などが揺れると動きを追える。それが上手くいくと葉の隙間から観察ができる。


11.ウグイス 14-16cm オスが大きい 三島江河川敷林下の草むら


12.葉を食べている昆虫を捕まえるウグイス 同じ個体


13.12の続き コオロギのような虫を咥えるウグイス 同じ個体


同じ林でエナガ・シジュウカラ・コゲラの群団が通過した。

14.群団のエナガ 14cmほど 尾が柄杓の柄のように長いので躰はとても小さい


15.エナガ別個体 小鳥たちの冬の食料の実がたくさんなっている もっともエナガは虫を食べる


16.コゲラ 15cm 日本のキツツキで最小 頭の赤羽が見えたように思い写す


17.シジュウカラ 15cmほど


18.モズ 20cmほど 林ではなく別の場所で写す どのモズ♂♀も高鳴きで縄張り主張中


朝方はいつもより涼しかったが、日中は汗びっしょりになった。
北西風が吹いてもう少し気温が下がらないと、冬鳥たちの本格的な渡りが始まらない。
それでも、今日、アリスイの鳴き声を聞いて漂鳥たちが三島江河川敷にやって来ていると知り嬉しかった。
晩秋には楽しくなってくれれば良いが。