三島江河川敷へ行く。
土手に吹く風は強い。
河川敷へ下りると、少しましだが時に突風が来る。
ノビタキ夫婦も風の当たらない野草地区の杭に止まってのんびりしている。
林の中から、「クワッ」というシロハラの声が聞こえる。
シロハラも来たのに、なぜジョウビタキは姿を現さないのか。
仕方ないので、三島江のコスモスロードへ行く。
予想通り、どの畑のコスモスも満開だった。
丈も例年より高く、それだけ美しい。
広角のレンズを持ってきたので、他のコスモス鑑賞人同様、コスモスを撮る。
風が弱まるタイミングでシャッターを押す。
すると真ん中辺りで2羽のノビタキが動いている。
一番広いコスモス畑だ。
遠いが、折角なのでレンズをつけ替えノビタキ探しに暫し我を忘れる。
毎年行く者は分かっているが、順光の方からはノビタキを探すのが難しい。
一日かけてチャンスを待つ者もいるが、とても真似ができない。
たまたま近くに来て写せている者はラッキーといえる。
ときおり風がコスモスを大きく揺らすので、ノビタキはやや下の茎に止まる。
そんなわけで結局、逆光の方から写すはめになった。
1.風になびくコスモスたち
2. ノビタキが茎に止まって虫を探している
3.風が強いと直ぐ地面に降りる
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7.三島江河川敷の今日のノビタキ♀
8. 三島江河川敷の今日のノビタキ♂
コスモス畑のノビタキ2羽も、河川敷のノビタキ2羽も、どちらともなかがよい。
いったん離れて採餌していても、気づくと2羽お互いが近くにいる。
翼があって視力が優れているから、私たちの感覚で距離が離れているとおもっても、彼らにとっては近いのだろう。時にこちらを見ている顔を写すことがある。ちゃんと人との距離(間合い)を測って採餌しているのだ。
こんな利口で小さな鳥が、海を越えて長距離の渡り鳥として生を全うしていることに感動を覚える。
さて、今から、
ラグビーワールドカップ準々決勝 日本 対 南アフリカ を楽しませてもらおう。
日本頑張れ!