秋晴れの淀川右岸、ヨシ原が広がる鵜殿の上を一羽のミサゴが悠々と飛ぶ。
淀川中流域では淀川上を飛ぶミサゴの姿は恒例となっている。
だが、今日淀川上空から現れたミサゴはヨシ原にいた私の直ぐ上を通り、堤防を越えて北摂の山並みの方へ消えていった。
かつて、淀川で捕ったであろう魚を足で掴んだミサゴが、やはり山を越えていくのを見たことがある。巣へ向かったのだろうか。
1.鵜殿のヨシ原上を横切って飛ぶミサゴ 2019.10.31(以下同様)
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目は鋭く、翼はゆったりと大きく動かす。
鋭い爪のある足は、保温のためたたんで、空気抵抗を極力減らすため揃えている。
スポーツでもそうだが、強い選手の動きには無駄がなく美しい。
よく遭遇するミサゴも、飛翔している動きは実に美しい。