2024年4月9日火曜日

桜とキジバト・過去に三島江河川敷に来た旅鳥のホウロクシギ Far Eastern Curlew

 

 今日は午前中で雨が止んだが空はすっきりしない。しかし、風が強くて桜が散ってしまうのではないかと、近くの桜並木に行ってみた。こんな天気なので人は少ないだろうから、ひょっとしてレンジャクが来ていないかと少しばかり期待したが、姿は全くみられなかった。

 先日、鳥友さんから湾岸に来たホウロクシギの写真が送信されてきて見入っていたが、淀川右岸の三島江河川敷に来たことがあった。気になって、過去のものを保存しているいくつかのHDを調べてみると、2016年4月20日に来ていた。

ホウロクシギは旅鳥で、日本に姿を見せるシギ類では最大級。くちばしはダイシャクシギよりも長い。一説には、繁殖地と越冬地を島伝いに移動するのではなく、一気に渡ると言われている。

三島江に来た時は、至近で見ることができた。しかし、そんな貴重な機会を十分に生かし切れてない撮影だったのが悔やまれる。YouTubeにあげている当時の動画では、カニではなくカエルをとって見事に逃がしてしまうシーンがあった。懐かしい。それも、写真と一緒に掲載してみた。


 過去写真と動画

ホウロクシギ:Far Eastern Curlew 焙烙鷸(Holokushigi)63cm 旅鳥

 2016.4.20 淀川右岸三島江河川敷に来た時のもの

 水を飲む姿




 とにかく近くで見ると躰に不釣り合いなほどくちばしが長くて湾曲している


 カエルをつかまえたところ くちばしが長すぎて重くてぬるっとしているものを先で挟むのは苦手のようだ




 少し飛んだが撮影位置の関係でこれしか撮れなかった





[ 動画 Movie ]ホウロクシギ焙烙鴫淀川に現れる2016春


当時からすると、三島江河川敷もすっかり変わってしまった。旅鳥や渡り鳥にとってはとても困った環境になっている。河川整備はもっと工夫されても良いのではないかと年々その思いがつのる。


キジバト:Oriental Turtle Dove 雉鳩(Kjibato)33cm 留鳥

 桜とキジバト




 桜(ソメイヨシノ)



 水路を流れゆく桜の花びら 白い筋は強風に飛ぶ花弁