2019年11月10日日曜日

冬羽のバン・カワセミ・他

今日は祝賀パレードの日だったが、昼過ぎまで所用があったので、午後2時頃に家を出た。
この時刻なら、4時までの撮影可能時間はあまりない。
思案の末、枚方河川敷へ向かった。

現地に着き、移動を始めて最初に見たのは、目の前を矢のように飛ぶオスのキジだった。
キジは国鳥である。パレードの始まるまえの時刻だったが、この日を寿ぐ出来事だと思った。

昨日のようにキクイタダキが出るかと期待したが、そうは甘くない。
出あった鳥撮りは、枚方の顔見知りばかりで、それも誰もが気持ちのよい人たちだった。
右岸が主なテリトリーだが、いつしかこの地域がテリトリーみたいになっている。
それだけ、魅力のある場所であり、気心が通じ合える人たちと顔見知りになれたということになる。

時間があまりなかったので、さっと、一通りの移動をした。
結局、池で一息ついていると、冬羽のバン1羽とオスのカワセミ1羽が登場してくれる。
池には、他にカルガモ5羽とオオバン数羽もいた。


[カワセミ] 2019.11.10 枚方河川敷


遠くに登場したカワセミは、やがて近くに来て池の枯れ枝に止まり、魚を捕った。
ヨシの影にいた私からは飛び込みの場所は見えず、元に戻ったときにはもう咥えていた。

1.カワセミ♂


何度か魚を振り回し、

2.咥えたまま後ろに立つ木の上の枝へ飛ぶ


3.その木の枝で、やはり振り回している。少し大きくて直ぐに飲み込めない。


4.振り回しでなく、一瞬上を眺めた。


5.すると、同じ木の上の枝にジョウビタキのメスが止まって鳴いていた。


6.ジヨウビタキだから安心したのか、少し時間はかかったが無事魚を飲み込む。


7.写真6からもっと近くの枯れ木に止まる。さすがに見つかると思いながら写したもの。


案の定、例の大声で鳴きながら、直ぐに遠くへ飛び去った。



[バン] 2019.11.10 枚方河川敷


カワセミが登場する前に、1羽のバンが動いている。
動いていると言ったのは、冬羽のバンは実に地味な色をしていて、岸沿いに移動しているとなかなか気付かれない。それが、動きがたまたまちらっと見えたのだ。

岸を半周して、すこし岸から離れた場所に出てきた。
じっくり見ていると、可愛いなぁ。


8.冬羽のバン


8.

9.


10.



その他

左手前からずっと向こうの木の天辺に何かが飛んだ。

11.冬鳥(漂鳥)シメ だった


ホオジロの2回鳴き(チチッ)の反対側で、なにやら小鳥の鳴き声。
それが、今まで聞いたことのない鳴き声。まさか、秋の虫の声か?
草はらなので、姿が全然見つけられない。
仕方なく、その声の方に近づく。
一羽の小鳥が飛んで先に止まった。

12.それがこのホオジロ


ホオジロのこんな鳴き声は初めて聞く。
実に、野鳥の世界は、奥深い。