街中の池、古墳の堀、人工疎水など。
冬鳥はマガモ、ヒドリガモ、コガモなどがたくさん来ている。
その中で、ヨシガモが2羽いるのを見つけた。
ヨシガモのオスはナポレオンハットの愛称を持つ顔から首にかけて発色する緑色の羽をしている。
ところが、10月頃はまだメスと同じような色をしているため、案外、気付かれないでいる。
コガモも、ヒドリガモもオスは到着時、やはりメスのような羽色なのだ。
コガモもヒドリガモも今ようやくオスだとわかる色になってきつつある。
もうすぐ、ヨシガモのオスも換羽を終えると気付く鳥撮りも出始めるので、ヨシガモがやっと入ったとブログにも登場する。
1.どちらがヨシガモ♂かおわかりだろうか? 2019.11.7 右岸側疎水
実は、どちらも、ヨシガモ♂。
2.ヨシガモ♂ 換羽中 額の白点、顔の茶と緑の毛、胸の模様、伸びかけの尾の飾り羽
3.ヨシガモ♂ こちらも換羽中
少なくとも2羽は確認できたので、間もなく換羽が終わるとあの美しいヨシガモ♂が出現する。
4.コガモ 右のオスは換羽がだいぶん進んでいる 2019.11.7 右岸側街の池
5.コガモ 鳴きながら近くへ来た 近所の人たちからエサをもらっているようだ。
古墳の堀では、多い順に、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、コガモだった。
いつものジョウビタキ♂が近くに止まったので、それを写す。
6.ジョウビタキ♂ 2019.11.7 右岸側古墳の堀脇
その後、三島江河川敷に寄り道した。昨日、10羽くらいのベニマシコが入ったと聞く。
しかし、今日は声はすれども一羽も姿を見せないと複数の鳥撮りたちが嘆く。
何羽かが前をよぎったが、素早くて私も写せなかった。
坊主はいやなので、ジョウビタキ♂ と ノビタキ♂を写してきた。
6.釣り人の自転車に止まるジョウビタキ♂ 背景は赤色のカンナの花
7. ノイバラの赤い実とジョウビタキ♂
8.ノビタキ♂ まだいるが、そろそろ寒気が来ているので出発するのではないか。
野鳥の撮影を始めたころ、胸の模様が美しい水鳥を撮ったが、名前がわからなかった。
野鳥の写真図鑑で調べたり、周りの人たちに撮した写真を見せたりしたが不明のままだった。
それが、換羽前のヨシガモのオスだったと自分でわかったのは去年のこと。
6年もかかったことになる。